「営業職って資格が必要?」
資格なしでも営業職は務まりますが、営業職に役立つ資格も存在します。
本記事では、営業職に特化した資格を15種類を徹底的に解説します。
・全ての営業職の就活に役立つ資格
・売れる営業職社員が取得している資格
憧れの営業職を目指す人、営業職として今後のキャリアアップを目指す人は必読です。
ユーくん 営業って全く資格のイメージがないから意外だなあ。
ダルマちゃん 実は活躍している営業職社員は資格がある人も多いんだよ。
目次
全営業職の就活で使える資格3選
営業職の採用率を高めるなら専門的な資格取得がベター
全営業職の就活で使える資格3選

ここでは、全ての営業職の就職活動で有利に働く資格をご紹介します!
どのような営業の仕事にも役立つ、「持っていて損はしないお役立ち資格」です。
1. マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
2. TOEIC
3. 営業士
では、それぞれの資格について解説していきます!
1.マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
まず、パソコンスキルを証明してくれる「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」です。
営業職はプレゼン資料作成/売上データ集計など、パソコンスキルが必須です。
営業活動をしている以外の時間はパソコンに向かって過ごしていると言っても過言ではありません。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- ・通称MOS
・マイクロソフト社製のオフィスソフトの使用スキルを証明
(Word・Excel・PowerPointなど)
・世界中で多くの人が受験
・「スペシャリスト」「エキスパート」の2段階のレベル
ユーくん パソコンスキルって「私パソコン得意です!」って言ってもいまいち伝わらないし、資格があればアピールしやすいよね!
WordやExcel、そしてPowerPointを全く使用しない営業職社員など存在しません。
資格を持っていることで、以下スキルが証明されるので就活での評価が高まります。
・時間をかけずスムーズに上司への報告書を作成できる
・見やすく伝わりやすいプレゼン資料を作成できる
営業職として採用を狙うのであれば、パソコンスキルをアピールできる絶好の資格ですよ。
2.TOEIC
また、就職において英語力をアピールのに、最も効果的な資格が「TOEIC」です。
- TOEIC
- ・国際的な意思疎通スキルを測る
・世界共通の英語テスト
・990点満点でスコアが判定
・日本では年間10回実施
グローバル展開企業や今後グローバル展開を視野に入れている企業では、英語力は必須です。
実際海外に顧客を持つ企業の営業職社員は、英語を用いた業務が求められます。
・英文メール
・英語でのプレゼンテーション
・英語での電話対応
言い換えれば、英語力があればその分採用されやすく、出世の可能性も高まります。
つまりビジネスレベルの英語をマスターしておけば、営業職としてのチャンスが広がるのです。
ダルマちゃん 海外営業に関わる仕事なら、初めから850点以上必須などと言われることも珍しくないよ。
語学はマスターするまでは勉強が必要ですが、一度マスターしてしまえば生涯使えるスキルです。
「TOEIC」は英語スキルを証明してくれる資格で、世界的に有効なので覚えておきましょう!
3.営業士
そして、営業職なら忘れてはいけないのが「営業士」の資格です。
ただ、営業士の資格はあまり一般的ではないですよね。
- 営業士
- ・日本営業士会の資格検定制度
・文部省が認定している公的資格
・「営業士初級」「営業士上級」「営業士マスター」
・年2回、6月と11月に資格試験実施
・2レベル「初級」「上級」
資格レベルによってアピールできる内容が以下のように異なります。
・初級
営業活動の基本・マーケティングの基本・コミュニケーションスキルやプレゼンテーションに関わる基礎知識について
・上級
マネジメント・効果的な営業戦略・リーダーシップについて
営業未経験で就活する場合でも、営業士の資格があれば営業スキルをアピールできる資格です。
営業職の採用率を高めるなら専門的な資格取得がベター

ただ、営業職のスペシャリストを目指すなら、業界に特化した専門資格取得がベターです。
各種業界の特徴もあるので、営業基本スキルや基礎知識だけではなく「業界に特化した専門知識」も必要です。
ダルマちゃん 業界が違うと必要な資格が異なるだけでなく、給料もだいぶ違うんだよ・・・
実は「営業職」と言っても、その業界によって給料がかなり異なります!
さらに、同じ業界でも有資格者と無資格者では給料や出世スピードも差が出てしまうのです。
▼(業界別)営業職の月収・年収・生涯賃金
業界 | 平均月収 | 平均年収 | 生涯賃金 |
---|---|---|---|
MR(医薬情報担当者) | 44万円 | 658万円 | 3億5221万円 |
医薬品メーカー | 44万円 | 659万円 | 3億4577万円 |
証券 | 33万円 | 498万円 | 3億3553万円 |
家具・雑貨・インテリア | 26万円 | 397万円 | 2億0517万円 |
サービス | 26万円 | 397万円 | 2億0471万円 |
どうせ営業職をするなら、給料が高めの業界で結果を残して稼ぎたいですよね。
結果を残し出世していく営業職社員は、それぞれの業界に関わる深い知識を持っています。
その知識を顧客への営業に活用し、説得力があるからこそ契約を勝ち取れるのです。
営業という仕事は、一般的にイメージされているよりもかなり「専門知識」がものを言う世界です。
就活の段階で「専門知識」を具体的にアピールできれば、大手企業でも即戦力として認識されます。
ユーくん じゃあ、やっぱり営業職を目指すなら資格があった方が良いね!