ウキダンゴ釣りとフカセ釣りは仕掛けのレイアウトがとても似ていますが、釣り方やさしエサを食わせるまでのプロセスは大きく異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
ウキダンゴ釣り
ウキダンゴ釣りは「紀州釣り」とも呼ばれる釣り方で、クロダイ釣りならではのダンゴエサを使用することが特徴です。
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(画像=紀州釣りのダンゴ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)、『TSURINEWS』より引用)
ダンゴはさしエサを海底までスムーズに届けつつ、集魚や警戒心を解く役割も担います。棒ウキや寝ウキの動きでダンゴが割れる瞬間やアタリを捉えるので視覚的にも楽しい釣り方です。
フカセ釣り
クロダイのフカセ釣りは全国的に人気がある釣り方で、まきエサで集魚しつつ軽い仕掛けを潮に乗せてアタリを待ちます。
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(画像=フカセ釣り仕掛け操作中(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)、『TSURINEWS』より引用)
まきエサが潮に流されることで遠くからクロダイを寄せられるだけでなく、状況によってはウキを沈めて表層の流れを突破するといった臨機応変な対応ができることも強みです。