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最も多く利用しているSNSは「Twitter」と「Instagram」
主な対策は「ガイドライン(方針)策定」「マニュアル作成」など
若手ビジネスパーソンの中には、SNS運用を任されている人も少なくないでしょう。SNSは戦略的に運用すれば大きな効果が期待できる一方で、ソーシャルリスクについても念頭に置いておかなければなりません。
アディッシュ株式会社は、企業のSNS利用とソーシャルリスク対策の実態調査を実施。4月14日(木)、その結果を公開しました。
忘れてはいけない「ソーシャルリスク対策」について、検討する材料になりそうです。
最も多く利用しているSNSは「Twitter」と「Instagram」
SNSと一口で言っても、さまざまな種類がありますが、企業はどのSNSを多く使用しているのでしょうか。
同調査結果によれば、最も多く利用しているSNSは「Twitter」と「Instagram」(共に52.0%)。次いで、「Facebook(46.1%)」「YouTube(42.5%)」「LINE(42.6%)」と続きました。
感じている運用課題としては、1位のTwitterでは「運用目的は明確だがSNS戦略が不明確(約25%)」が、2位のInstagramでは「専門人材がいない/スキル不足」(約23%)がトップとなりました。
運用戦略を練る人材やそれを実現できるスキルを持つ人材が不足しているようです。
主な対策は「ガイドライン(方針)策定」「マニュアル作成」など
では、ソーシャルリスクについては、どのような対策をとっているのでしょうか。
多かった対策としては「ガイドライン(方針)策定(約36%)」「マニュアル作成(約33%)」「リスク対応の体制構築(約32%)」など。「まずは社内で対応できることからやっていこう」といった姿勢がうかがえます。
そのため、社外へ監視や有事対応を外注・委託している割合は10%前後にとどまり、「ソーシャルリスク対策を実施していない」との回答も約13%に。
売上の影響やブランド毀損など、ソーシャルリスクの懸念は抱えているものの、十分な対策ができていない実態が浮かび上がってきました。