自分はこれから何をしたいか?を見つける

「成功体験を得て、前に進みたい、自信をつけたい!」という人にやってもらいたいオススメの方法があります。それは今の自分が成功体験がないことに嘆くことをやめ、「これから自分が何をしたいのか?」を見つける作業をするのです。

成功体験がほしい、といっても何を成功したいのかがなければ成功のしようがありません。とはいえ、自信がない人は「どうせ自分には無理だ」と何を見ても、無意識下で心が傷つかないように挑戦を諦める癖を持っています。ですので、無意識下でオート処理されてしまわないよう、手を動かしてテキストに書き出す作業をするのです。

人間は脳の思考だけでは良いアウトプットは生まれません。浮かんでは消えていくアイデアを確実に捉え形にするには、手で書いていく作業が絶対に重要です。たとえば、自分は過去にどんなことをして楽しいと感じたのか?これからの人生でやってみたいとおもうことはあるのか?そうしたことをドンドン書き出していきます。

そうしたら、次は具体的で実行可能なプランに落とし込みます。実行してみて論理的にうまくいく算段があるなら、後はそれを実践するフェーズに入るわけです。そこでうまくいけば、1つの大きな成功体験になりますから、それを積み上げることで自信をも取り戻すことが出来るでしょう。

この記事だけではそのすべてを詳述することはできませんが、成功体験を取り戻すためのヒントにはなるはずです。誰しも子供の時は諦めを持っていなかったはずです。元々持っていた、自信を取り戻すためにも、成功体験を積み上げていってもらいたいのです。

文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?