日本のボディビルのトップ選手たちを見ると、大きな筋肉とパワーをまとっている。始めから素質があって、もともと強い身体をしていたのではないか? そんな疑問を解消すべく持ち上がった本コーナー。小学校3年生のときに腎臓を悪くして、ドクターストップにより運動を止められながらも、持ち前の負けん気でどんどんと筋肉の才能を現わし、日本人では4人しかいない、ナチュラルボディビルの世界最高峰「Mr.ユニバース」世界チャンピオンに輝いた杉田 茂選手のボディビルに出会う前の貴重な写真を公開。

生年月日

1947年1月26日(74歳)

トレーニング歴

58年

ボディビル歴

21年

主なボディビル大会入賞歴

1970年ミスター大阪/1972年ミスター日本/1976年ミスターユニバース総合優勝/1981年ミスターインターナショナル・ミドル級優勝

BeforeからAfterまでの体重の変化

58㎏→86㎏

【仰天ビフォーアフター】筋肉のために金魚のエサも摂っていたMr.ユニバース世界チャンピオン杉田 茂
(画像=杉田 茂選手のビフォーアフター、『FITNESS LOVE』より 引用)

トレーニングをはじめたきっかけ

16歳の4月から開始した。小学5年生からボディビルに興味があったが、腎臓を悪くしてドクターストップがかかっていたのだが、ドクターストップが解除されたのがこのときだった。

初期のトレーニング内容

スクワット、ベンチプレス、プルオーバー、ディップス、ベントロウ、スタンディングロウ、バックプレス、チンニング、バーベルカール、フレンチプレス。

初・中級者トレーニーへのメッセージ

順調に成果が現れているときはやる気も旺盛になるが、身体に変化が現れないとか使用重量が増えないときには落ち込むものだ。しかし、自分のトレーニング人生を振り返えってみると、全くの初心者だったころを除けば、目に見えて成果が出たときなんかほとんどなかったと思う。気がついたら普通の人とは身体つきが違っていたというのが本当のところ。サイズが変わっていなくても、使用重量が増えていなくても、トレーニングを続けている限り、時間がたてば絶対に身体は変わっていくから、それを楽しみに。

取材・文:IRONMAN編集部

提供元・FITNESS LOVE

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