
明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)は、今年中にスペイン2部クラブを買収するようだ。15日、スペインメディア『5maseldescuento』が伝えている。
イニエスタはバルセロナで9度のリーグ優勝や4度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるなど、数多くのタイトルを獲得。2018年5月にヴィッセル神戸へ加入しており、日本のサッカーファンから注目を集めている。また、イニエスタはサッカー選手としての顔を持つ一方、ワインやスニーカーブランドを立ち上げるなどビジネスにも注力している。
その中『5maseldescuento』は「イニエスタが日本の投資グループとともに、セグンダ・ディビジョン(スペイン2部)に所属するブルゴスの買収交渉に臨む」と報道。現地のサッカージャーナリストによると、日本の投資グループは半年以内にも経営権を取得する見込みであるという。
ブルゴスは直近数シーズンにわたり3部の舞台でシーズンを戦っていたが、昨季にリーグ優勝。2000/01シーズン以来となるセグンダ・ディビジョン昇格を果たしている。また今季は残り7試合の時点で勝ち点46を獲得。3部降格圏内の19位SDアモレビエタから12ポイント差の12位につけており、クラブ史上初となる2部残留に近づいている。
なお、日本の投資グループによる欧州クラブの買収では、インターネット関連の事業を手掛ける合同会社『DMM.com』が2017年11月にシント=トロイデンVV(STVV)の経営権を取得。今年1月にはアジアで投資事業を展開する『ACA Group』の傘下である『ACAフットボール・パートナーズ(ACAFP)』がプロキシマス・リーグ(ベルギー2部)所属のKMSKダインゼを買収している。
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