70cm皮切りにラッシュ

次に日吉橋周辺へ移動した。ここは橋から下流にかけて岩がゴロゴロ入っており、橋のすぐ下では流れが落ち込んで渦を巻き、白泡が見られる。岸際には繁茂したブッシュやシェードも。自作のスピナーを流れの淵へキャスト。着水したらボトムスレスレをスイミングさせて引いてくる。

するとルアーの真下からデカいナマズが現れ、ためらわずルアーをくわえた。すかさずフッキング。ロッドが大きく弧を描く。

引きは強く、魚は対岸へ突っ走る。焦らずじっくりやり取りするが、ナマズは元気いっぱいで5分の格闘の末にようやく寄ってきた。タイミングを見計らってランディングしたのは、70cmのデカナマズ。その後も怒とうのラッシュは続き65cmを2匹、60cmを1匹追加した。

日中の「ナマズゲーム」で70cm頭に良型8匹  想定外のラッシュ堪能
(画像=自作スピナーに70cmのデカナマズ(提供:週刊つりニュース中部版APC・丹羽祐介),『TSURINEWS』より 引用)

下赤池橋周辺ではニゴイを

最後に下赤池橋周辺へ移動。ここで中州周りにニゴイの群れを発見。これはぜひ釣りたい!とルアーをピッチングして、タダ巻きで誘ってみた。するとニゴイたちにスイッチが入り、われ先にルアーを猛追。そのうちの1匹がヒットした。

ナマズやコイとはまた違う引きを楽しみ、55cmのニゴイをキャッチした。その後、日が暮れてきたので5時ごろに納竿とした。

日中の「ナマズゲーム」で70cm頭に良型8匹  想定外のラッシュ堪能
(画像=最後は55cmのニゴイで締め(提供:週刊つりニュース中部版APC・丹羽祐介),『TSURINEWS』より 引用)

<週刊つりニュース中部版APC・丹羽祐介/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
青木川

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年4月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

【関連記事】
ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?