
アトレティコ・マドリード所属のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(22)は、今シーズン終了後に移籍する可能性が伝えられている。スペインメディア『fichajes.net』が今月13日伝えたところによると、ヨーロッパの複数クラブが同選手の獲得を検討しているようだ。
フェリックスは今シーズンここまで公式戦34試合の出場で10ゴール6アシストをマーク。ストライカーとして結果を残している。ただ、ディエゴ・シメオネ監督は同選手が継続して良いパフォーマンスを発揮できないことに対して疑問を抱いており、アトレティコ・マドリード退団の可能性があるとのこと。そのフェリックスの移籍先候補にパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティ、ユベントスの3クラブが挙がっているという。
一方、アトレティコ・マドリードは2019年7月にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ベンフィカからフェリックスを獲得した際、移籍金として1億2600万ユーロ(当時約153億円)を支払っている。
これはクラブ歴代最高額となっているが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると同選手の市場価値は7000万ユーロ(約96億円)まで下落しているとのこと。それでも『fichajes.net』は「このポルトガル人選手に対する高い評価は、彼のアトレティコ・マドリード退団が容易でないことを意味する」と主張している。
フェリックスはまだ22歳と今後さらに成長する可能性がある。『fichajes.net』も「フェリックスの2022/2023シーズンは、アトレティコ・マドリードがタイトルを奪還するためにも劇的な飛躍を遂げる1年になるかもしれない」と見解を述べている。
果たしてアトレティコ・マドリードはフェリックスの将来性を信じて、チームに留めるのだろうか。退団の可能性があるだけに、この夏の移籍期間は同選手の去就に注目が集まるだろう。
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