
2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のフォルトゥナ・デュッセルドルフは、川崎フロンターレから1年レンタルで加入中の日本代表MF田中碧(23)を完全移籍により獲得したようだ。13日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
同選手は川崎フロンターレでJ1リーグや天皇杯のタイトルを獲得すると、昨年6月にフォルトゥナ・デュッセルドルフへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技でプレーした後、8月20日開催の2.ブンデスリーガ第4節・ホルシュタイン・キール戦でデビュー。海外挑戦1年目の今季はここまでリーグ戦29試合中15試合に出場しているほか、今月8日のハンザ・ロストック戦では1ゴール1アシストで勝利に大きく貢献していた。
また、田中碧は昨年10月12日のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選・オーストラリア戦でゴールを決めると、以降は中盤センターでレギュラーに定着。川崎フロンターレでチームメイトだったMF守田英正(26)らとともにカタールW杯で活躍する選手として期待を寄せられている。
その中『ビルト』は「デュッセルドルフが田中碧の買い取りオプションを行使した」と報道。川崎フロンターレに支払われる金額は100万ユーロ(約1億3700万円)と伝えられているが、今月13日時点で両クラブともに公式発表は行われていない。
くわえてドイツメディア『フースバル』の伝えたところによると、デュッセルドルフのダニエル・ティウーヌ監督は田中碧について「ヨーロッパやドイツ、そしてフォルトゥナの環境に慣れるためにもタナカには時間を与えるべきだ。もちろん、私は彼と仕事を続けたいと思っている。来シーズンも彼が我々と一緒なら嬉しい」と語っていたという。
なお、田中碧は女性アイドルグループ『ハロー!プロジェクト』のOGである鈴木愛理(28)との真剣交際を先月27日に認めたことで話題を呼んでいる。公私ともに充実期を迎えている田中碧は、引き続き海外で自身のレベルアップを図ることになりそうだ。
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