就職活動を始めたばかりで「やりたいことがない、就職したい企業が見つからない」という方と、複数社から内定をもらい「どの企業に就職していいのかわからない」など、就職先の決め方について悩む人は少なくありません。また、就職先をなんとなく決めてしまうと、早期離職の原因に繋がります。この記事では「就職先の選び方や具体的に就職先を決めるポイント」を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
就職先を決めるためにやっておく3つのこと
具体的な就職先企業の決め方は?
就職先を決めるためにやっておく3つのこと

就職先を決めるために、まずは就活の軸を定めることが必要不可欠です。そこで軸を定めるためにやっておきたい3つのポイントを説明します。
自己分析をする
自己分析をすることで、自分自身の特徴が見えてきます。特徴が見えてくると、どのような業界が自分に向いているか、志望したいかという「就活の軸」を具体的に考えることができます。自己分析の方法として、一般的なのは「自分の過去を振り返る方法」です。まずは過去と照らし合わせながら、自分の得意なこと・苦手なこと、好きなこと・嫌いなことなどをできるだけ多く書き出してください。そうすることで、本当に自分がやりたいこと・やりたくないこと、長所や短所などが分かり、自分の性格や適職を判断する材料にできます。
キャリアプランとライフプランを考える
キャリアプランとは、将来の理想像を明確にし、その実現のために立てる具体的な計画のことです。終身雇用や年功序列といった慣行は減り、転職をすることでキャリアアップをしたり、年齢ではなく実力を重視する会社が増えるなど、働く環境が変化しています。
そのため、自身のキャリアについて、しっかり計画立てることがより必要になっています。また、キャリアプランと同時に考えてくべきなのがライフプラン。特に女性は出産や子育てが仕事に影響するケースが多くいため、併せて考えておきましょう。
自分が譲れないものは何か考える
人生の中で多くの時間を占める仕事では、自身にとって譲れないものを持つことはとても大切です。絶対にこれだけは譲れない! と決めておくことで、逆に受け入れることができる枠も拡がります。
自己分析の結果やキャリアプランから今の自分に必要なものは何か考えると、仕事や企業に求める条件が決まります。ただ、条件はあまり多いと選択肢を狭めることにも繋がりかねません。まずは「これだけは絶対に譲れない」というものを選ぶことが重要です。
例えば、「未経験から◯◯職を学べる企業」「将来的に〇〇職への道が開けている仕事」など。もちろん給与や待遇面も大切ですが、できるだけ自分のキャリアに繋がる条件を考えると良いでしょう。
具体的な就職先企業の決め方は?

就活の軸が定まったら実際に就職先企業を選んでいきましょう。基本的な就職企業の探し方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
業界・業種から探す
働きたい業界や業種のイメージがある場合は、就職サイトの検索機能を使ったり、就職説明会に参加するなどして企業を探します。
気になる就職先があったら、リストアップしてみましょう。
職種から探す
営業職、事務職、広報職などやりたい職種が決まっている場合は、業界や業種を絞る前に職種からの企業探しがオススメです。始めから業界・業種を絞らないことで、選択肢を広げることになります。例えば入社後すぐに希望の職に就けなくても、就職先によっては他職種を経験後に部署変更も可能です。視野を広く持って探しましょう。
企業をリストアップしたら、事業内容や業績、キャリア制度、教育制度など企業の詳細な情報をまとめます。どの企業が自分の定めた就活の軸とマッチしているかを考え、応募する企業を絞っていきましょう。