底付近でアオナヒット
気を取り直して、マゴチのポイントに移動。底をトントンたたきながら探っていきますが、なかなか反応がなく厳しい状況です。
あきらめずに底を探っていると、仕掛けを入れ直して着底させたところで、ゴンッとひったくるようなアタリを感じ、フッキング。「マゴチかな」と期待をしながら上げていくと、根魚が上がってきました。
よく見るとアオナで、30cm以上はありましたが、今回のターゲットはマゴチなので、エア抜きしてリリース。
終了間際に本命マゴチ手中
10時に港に戻るためには、9時には納竿しなければいけません。残すところ30分で、何とか本命を釣るべく、丁寧に探っていきます。底を滑らせていると、急にグインッとサオが重たくなり、そのまま乗りアワセで巻いていきます。
今度こそと願いながら巻き上げ、姿が見えてくると待望のマゴチ。すぐにタモに入れて取り込みます。うれしい1尾に、思わずニッコリ。

ここで時間いっぱい。港に戻ることにしました。短時間ではありましたが本命を釣り上げることができ、大満足の釣行になりました。
持って帰ったマゴチは薄引きにして、ポン酢でいただきました。新鮮なマゴチは薄く引いてもコリコリと歯応えがあり、薬味にネギなどを添えると、たまらないおいしさでした。この味を楽しめるからこそ、釣りはやめられませんね。
まだまだマゴチのシーズンです。釣って楽しい、食べておいしいマゴチを、皆さんもぜひ楽しんでくださいね。
<週刊つりニュース西部版APC・花村悦代/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年9月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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