雨対策に必要なテントの耐水圧の目安

テントの耐水圧のおすすめは1500㎜以上

【安心・快適に過ごせる】雨に強いテントおすすめ4選!耐水圧の目安も解説!
(画像=Photo byTobias_Zw、『暮らし〜の』より 引用)

一般的にテント本体やフライシートの耐水圧は、1500㎜あれば強めの雨に耐えられるレベルとされています。実際、アウトドアメーカーから出ているテントは、1500㎜以上がほぼ基準ラインで、それを下回るものはまずありません。

これは、通常のキャンプにおいて、耐水圧1500㎜で対応できない雨は、すでに避難や撤収を考えるべき状況の可能性が高い、ということの裏返しでもあります。もちろん耐水圧は強いほど安心でおすすめともいえますが、まずは1500㎜以上あれば、通常使用では問題ないと言えるでしょう。

フライとフロアで必要とされる数値は異なる

フロアは湿った地面と密着しその上に体が乗るので、雨が当たるだけのフライより強い圧力で水分が押し付けられます。つまり防水性能に関して、フロアはフライシートよりも大きな耐水圧が要求されるということです。

そのため、フライシートよりフロアの耐水圧が高い数値の商品も多くあります。それでも床からの浸水が心配な場合は、テントの下にあらかじめグランドシートを敷いておくと、床の防水性が高まるだけでなく、テントの底が汚れるのも防げて一石二鳥です。

ソロ~2人用:雨に強いおすすめテント2選

①設営簡単で撤収も楽々:モンベル クロノスドーム1

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(画像=『暮らし〜の』より 引用)

メインポールを直角に配置するモンベル独自の設計で、広いテント空間を確保しているダブルウォールのソロ用テント。全てのポールが接続ソケットとクッションコードであらかじめ繋がっているのが特徴で、雨の日でも設営・撤収が時間をかけることなく簡単にできるおすすめテントです。

雨にも風にも強い構造

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(画像=出典: webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122717、 『暮らし〜の』より 引用)

肝心の耐水圧は、フライは1500㎜、地面に接するフロアは2000㎜で性能は十分。生地の縫い目は底面の四隅角まで細部にわたってシームテープ処理を行い、徹底した防水処理がされています。前面入口は、本体生地をまくり上げてメッシュドアにできるので通気性も良好です。

フライシートはテント本体とゴム製コードで接続する構造。生地のたわみや張りをコードが吸収するので、風をともなう雨のときも安定した設営状態を保てます。天候のことを気にせず、ソロで存分にアウトドアを楽しみたいにおすすめです。

②バイカーの定番テント:コールマン ツーリングドームST

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(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ツーリング愛好者から大人気のコールマンのソロ用テント。一人用ですが、横幅210㎝とワイド設計なので内部は広々と使えます。重量が少し重めの4.0㎏なので、トレッキングや登山ではやや負担になりますが、名前の通りバイクや自転車、車でキャンプに出かける方にはイチ押しのおすすめテントです。

雨の中でも使い勝手は良好

【安心・快適に過ごせる】雨に強いテントおすすめ4選!耐水圧の目安も解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

耐水圧はフロア、フライとも1500㎜の標準的な性能。通常使用には問題ありませんが、気になる方は別売りの「マルチグランドシート/210W」を併用してもよいでしょう。換気用のベンチレーションは天井にあるので、雨天時に開けておくことで結露の発生を抑えられます。

また、ツーリングドームSTの最大の特徴は前室がかなり広いこと。荷物や靴置き場のほか、雨天時もこの前室で、濡れずに火を使った食事の用意ができます。テントの素材そのものの防水性能はもちろん、使い勝手の面でも雨に十分対応したおすすめテントですね。