雨の日には釣果がなかなかあがらないという方は、サビキ釣りに挑戦してみてはいかがですか。雨の日はサビキ釣りに向いているといいますが、それにはれっきとした理由があります。今回は釣れる理由と共に雨の日におすすめのサビキ釣りのコツと気をつけたい注意点を解説いたします。

Contents
サビキ釣りは雨の日でも釣果があがるか
雨の日がサビキ釣りに適している理由
雨の日でも釣果をあげるためのコツと注意点
雨の日は仕掛けだけでなく装備も整えて出かけよう
まとめ

サビキ釣りは雨の日でも釣果があがるか

雨の日にもよい影響がある釣り方がある

雨の日はサビキ釣りに向いている?釣果アップのコツや注意点についても解説!
(画像=出典:unsplash.com/、『暮らし〜の』より 引用)

雨の日は水がにごったり、海水が薄まるという理由で堤防やテトラポットからの海釣りに悪い影響があるといわれます。しかし雨の日は必ずしも釣れないというわけではありません。

逆によい影響もでて釣りやすい魚もいます。たとえばシーバスは濁った水では警戒心が薄れてルアーへの食いつきがよくなります。初心者でも簡単に挑戦しやすい、雨の日の釣り方といえばサビキ釣りもおすすめです。

  • 雨の日でもできるサビキ釣りのコツを解説 堤防からできる手軽な釣り方で、運がよれれば入れ食いになることも多く初心者にも人気が高いのがサビキ釣りです。今回は雨の日の海釣りでも釣果をあげられる釣り方として、簡単にはじめられるサビキ釣りのやり方・コツを伝授いたします。

これから海釣りをはじめてみたい方や、釣りの予定日が雨になりそうだとお悩みの方はお役立てください。

雨の日がサビキ釣りに適している理由

それではなぜ釣れないといわれる雨の日でもサビキ釣りは釣れるのか、その理由からご説明いたします。とても簡単な理由ですので理解しやすく、またそれを知ることで魚がいる場所も簡単に想像できるため非常に役立つ情報です。

雨の日はエサとなるプランクトンが活発になる

雨の日はサビキ釣りに向いている?釣果アップのコツや注意点についても解説!
(画像=出典:pixabay.com、『暮らし〜の』より 引用)

雨が海に降ることで海面が小さくたくさん波立ち、海水の内部に空気が入り込みます。酸素が多い海水は、酸素を必要とする動物プランクトンの活動が活発になる傾向が高いです。

そのため動物プランクトンをエサとする回遊魚も雨の日には活発に動くことになります。サビキ釣りは回遊魚を狙う釣り方であるため、雨の日に適している方法です。

雨の日は魚がいるタナがわかりやすい(狙いやすい)

雨の日の海面は濁りも多く、雨のせいで海水濃度が下がります。海の中に住む魚にとってはそのような環境は住みにくく、ほかの魚に捕食される危険度も増すため影響の少ない中層から底の方へと移動します。

サバは中層・アジは水底付近といわれていますが、いつもよりもその魚がいる層に数が集中することになり狙いが付けやすいです。

サビキ釣りは雨の日にも適した釣り方である

雨の日はサビキ釣りに向いている?釣果アップのコツや注意点についても解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

サビキ釣りの方法は、エサにより魚を誘って食いつかせるというやり方です。魚のような野生の生き物は、よほど危険な状況でない限りはエサを感じると食べようと行動してしまうという習性があります。ほかの針の先にだけエサやルアー(疑似餌)を付けて釣る方法より、エサかごにたくさんのエサが入って撒き散らすサビキ釣りは引き寄せる魚の量も多いです。

  • においでも誘うサビキ釣りは雨の日に有効な釣り方 またサビキ釣りのようにエサの量が多くなれば、そのにおいも強くなります。雨の日で視界の悪くなっている海中には、さらにエサの量を増やす調整が可能です。においで誘えるサビキ釣りは、天候によって簡単に対応できる釣り方といえます。