東京湾川崎のつり幸から午前LTアジに釣行しました。涼しい朝の釣りでアジ60尾と小サバ5尾の大満足釣果を得たので、その模様をリポートします。
つり幸でLTアジ
「美味しいアジが食べたい」ということで、8月27日(金)に東京湾川崎のつり幸から午前LTアジに釣行しました。
6時に到着すると、駐車場スタッフがわかりやすく誘導してくれました。車を止めたあと、荷物を持って受付へ。電車釣行の場合、川崎駅から送迎サービス(午後船はなし)があります。乗船名簿を記入したら乗船札をもらいます。
いつも通り乗船前にお手洗い。女性用は宿の奥にあるので、初めてでわかりづらい場合はひと声かけると教えてくれます。ちなみにとても清潔でした。

氷を受け取ったら桟橋へ。この日は、平日にも関わらず2隻出しの盛況ぶり。夏休み最後ということで、子ども連れ3組や女性グループの姿もありました。
秘密のポイントに期待
定刻の7時に、幸田一夫船長の操船で出船。30分ほどで木更津沖水深13mのポイントに到着。周りに船が少なかったので、「もしかしたら船長の秘密のポイントなのかな?」と、ひそかに期待。

船の流す位置が決まると「やってみてー」っと船長からスタートのアナウンス。ビシにコマセを詰め、エサを付けて1投目。底に着いたら竿をシャクってコマセをまいて、2m巻いてアタリを待ちます。

ダブルヒットも達成
すると、さっそく竿先にビビビッとアタリ。掛かってきたのは小型のサバ。「ん~、サバも好きだけど、きょうはアジ釣りなんだよ~」と、コマセを詰め直して再投入。2投目も同じ魚がヒット。すぐに手返しすると、3投目に目当てのアジが掛かりました。中型のコロッとした美味しそうなサイズ。
「よし、次はダブルで掛けたいな」と、思っていると「竿を振ったら竿先は下げずに止めて20~30秒待って。コマセは入れすぎないで」と船長からアドバイス。

次投はその通り実践すると、最初のアタリのあと、さらにキュンキュンと小気味いい引きで重量感が増します。「もしかして?」と、期待しながら巻き上げるとハリスのさきに2尾の魚影。「やったね!ダブル成功」。
ゲスト交じりでアジ入れ食い
このあと、毎投ヒットして2尾掛けも度々。1時間半ほどして次のポイントへ移動。水深は先ほどと同じ13m。ここでも1投目からアタリがきて、やや小ぶりながらアジが入れ食い。11時の沖上がりまで食いは止まらず、釣れ続けて納竿となりました。

船中トップは16~26cm63尾。私は60尾と小サバ5尾で大満足の釣果。ちなみに、別船の竿頭はなんと86尾。

アジフライ用にストック
同宿は竿&リールや長靴などレンタルが充実しているので、道具を持っていない人も手ぶらで気軽に遊びに行けます。
また、午前船のいいところは涼しい朝に釣りができて、午後には釣れた魚をゆっくりさばいて料理できます。たくさん釣れたときは定番のフライ用にストックするのがいつもの流れ。開いて下味と衣をつけたら小分けにしてラップに包んで冷凍庫へ。2~3週間はいつでも美味しいアジフライが食べられます。
冷凍庫が空になってきたら、また出かけようと思います。
<週刊つりニュース関東版 神崎美羽/TSURINEWS編>
提供元・TSURINEWS
【関連記事】
・ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
・船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
・大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
・干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
・釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?