エサ巻き対応スッテを使用

4月20日発売のメタリカエンペラー25号を使用。エサ巻きテーラーやエサ巻きエギはいくつかのメーカーにはあるが、これはメタル本体にエサが巻くことができる工夫が施されている。画期的であり、斬新なメタルスッテだ。

イカメタルゲーム堪能 カラーやタナの船中共有で効率的にイカをゲット
(画像=イカメタルゲーム堪能 カラーやタナの船中共有で効率的にイカをゲットエサ巻き対応(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本智也)、『TSURINEWS』より 引用)

エサは前日までに仕込んできた自作の塩漬け鶏ササミをセット。エサ巻きとしては、食いが悪いときや他地域でもエサ巻きに大型のヤリイカが反応するパターンもあるようなので、今後期待のスッテでもある。

「我慢のステイ」がキモ

明るいうちはボトムから5m以内を意識し、根に引っ掛けないようにしっかりとタナを調整。大きくあおって、ゆっくりとしたテンションフォールを交えたアクションを付け、その後イカに抱く間を与えるイメージでステイを交え探っていく。

連続で掛けていた同船者のアクションを見ていると、フォールさせた後のステイ時間(長いときで20秒以上)をより長く取っていた。私はアタリがないと、どうしても誘いを入れたりしてしまい、これが当日に関しては逆効果だったようで、とにかく我慢のステイが有効な気がした。

それを意識してからは、我慢のステイの後ティップがゆっくりお辞儀をするアタリ、ティップランのようにティップが戻るアタリ、ただ重くなるようなアタリ、さまざまなアタリが入り混じり、気になるサインを全部アワせることを心がけた。

当日は点灯後もなかなかベイトが表層にも中層にもたまらず、連発することは少なかったが、ぽつりぽつりと掛けることには成功した。