目次
マンション経営で失敗しないためすべきこと
・信頼できる管理会社を選ぶ
・需要が見込めるエリアのマンションを購入する
・表面利回りだけで判断しない
まとめ
マンション経営で失敗しないためすべきこと
マンション経営で失敗しないためのポイントを3つ紹介します。
信頼できる管理会社を選ぶ
マンションの管理を不動産管理会社に任せる場合は、入居者募集が得意な業者や家賃滞納の対応に慣れた業者を選ぶと良いでしょう。
入居者募集が得意な管理業者は、空室が発生しても早急に次の入居者を見つけてくれます。トラブルに慣れた業者は、家賃滞納が発生してもスムーズに対応してくれるため賃料収入の減少を防げるはずです。
場合によっては売却にも強い不動産会社もあります。万が一、所有する物件を手放したいという場合、売却業務も行う会社かどうかで、売却時期やもしかしたら仲介手数料などにも関わってきます。
ただし管理会社に委託する場合、管理委託料を支払わなければなりません。管理委託料は、不動産管理会社や委託する業務によって異なります。
需要が見込めるエリアのマンションを購入する
マンション経営を始めるときは、空室が発生してもすぐに入居者が見つかるような需要の高い物件を選びましょう。
一般的に駅から徒歩10分以内のマンションは、需要が高いといわれています。また需要が見込めるマンションの近くには、以下のような生活の利便性に直結する施設があります。
- スーパー・コンビニ
- 病院・公園
- 大学
- 企業
駅前の再開発や状況によっては、将来的に需要が増す可能性もあるため不動産会社に確認したり、各市町村の都市計画をホームページなどで確認しましょう。
表面利回りだけで判断しない
投資物件を選ぶときは、表面利回りではなく実質利回りを重視して選びましょう。表面利回りとは、年間の賃料収入をそのまま購入価格で割った値です。一方で実質利回りは、賃料収入から必要経費を差し引いた金額を、購入価格で割って求めます。
- 表面利回り:年間賃料収入÷物件価格×100
- 実質利回り:(年間賃料収入-年間の諸経費)÷物件価格×100
マンション経営では、以下のような経費がかかります。
- 賃貸業務の管理委託費
- マンションの修繕積立金
- マンションの管理費
- 火災保険料・地震保険料
- 固定資産税・都市計画税などの税金
- エアコンや給湯器などの設備交換費
いくら表面利回りが高くても、諸費用の支払いが多かったり空室が発生しやすかったりする物件では赤字が発生しやすくなります。マンション経営を始めるときは、投資物件の実質利回りを試算してもらいましょう。
まとめ
マンション経営は、不動産投資ローンを用いて少ない自己資金で始められて、本業の収入以外に収入源を1つ増やして安心感を得られます。インフレになっても資産価値が下がる心配が少なく、立地を間違わなければ長期で安定した経営が可能です。
ただしマンション経営には、空室リスクや家賃滞納リスクなどがあるため対策が必要です。信頼できる管理会社に管理業務を委託し、需要が見込めるマンションに投資するとマンション経営は成功しやすくなります。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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