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ニートの日常あるある10選 | 人間関係編
ニートの日常あるある10選 | メンタル(考え方)編
ニートの日常あるある10選 | 人間関係編

ニートは人との繋がりをわざと断とうとしがちです。
そんなニートの持つ人間関係に関する考え方を覗いてみましょう。
この章では、ニート日常あるある「人間関係編」を紹介します。
1.親と話すことを避ける
実家暮らしのニートが多いものの、だからと言って家庭内で会話があるかと言えばそうではありません。
ニートは「ニートである」ことの肩身の狭さから、家族との関わりも最小限に留めようとしがち。
親が寝た頃に台所に食べ物を探しに行ったり、シャワーを浴びに行ったりと、「家庭内別居」のような行動パターンになっていくのがニートあるあるです。
2.兄弟からバカにされる
親はともかく歳の近い兄弟姉妹とならコミュニケーションが取りやすいのでは?と思われがちですが、そうではありません。
特に兄弟姉妹からは「バカにされる」ことが多いニート。
無視されることや罵られることが続き、次第に家で顔を合わせることさえ避けるようになります。
ダルマちゃん 親は腫れ物に触るような対応をすることが多いけど、兄弟はもっと露骨に嫌悪感を出してくるケースが多いんだよ。
3.誰とも話さない生活に慣れる
一言も口にせずに1日が終わることはニートにとって珍しくありません。
「最後に人と話したのっていつだっけ?」と思い出せなくなることもしばしば。
しまいには会話の仕方や声の出し方さえも分からなくなってしまうケースもあるほどです。
4.極力1人でいたい
できるだけ人と関わらずに生きていきたいと考えるのもニートあるある。
友人からの誘いは全部断り、家族ともなるべく顔を合わさないようにして日々をやり過ごしていきます。
そのうちだんだん周りからも構われることがなくなり、本格的に1人ぼっちになっていくのです。
5.友達が全くいなくなる
こちら側が全く連絡をせず、誘いがあっても断り続けていれば、次第に誰からも何も言われなくなるでしょう。
ニートは1人でいたいと考えている場合が多いため、その意味では希望通りの状況が出来上がっていきます。
しかし、友達がゼロになってしまうと、当然孤独感を感じるようになり、「このままずっと1人なんだろうか」と不安になることもあります。
6.ネット上のニート仲間と繋がりたい
友達もいない、家族とも関わらない、となると孤独に押しつぶされそうになるのがニート。
孤独から逃れるために、ネット上で同じ境遇の人たちを探し繋がろうとするのもニートあるあるです。
同じようにニート生活をしている同世代の仲間との繋がりが生きる糧になっていきます。
そして、ニート仲間がいることで、「仲間がいるから大丈夫」とさらに脱ニートが遠のいてしまう原因にもつながります。
7.ニートのグループでは上に立ちたがる
ニートは人からバカにされることが多いため、何かしらの形で優位に立てる状況を確保したいと感じることがあります。
特に、ネット上で見つけたニート仲間たちの中で、「この人たちに比べたら自分はまだ若いし余裕だな」と密かに優越感に浸るのはニートにありがちな特徴です。
ダルマちゃん 自分が底辺になりたくないからね。自分よりも状況の苦しい人と比較して安心しようとするんだ。
8.親戚の集まりが何よりも憂鬱
ニートに対する世間の目は非常に冷たいもの。
特に、親戚の集まりなどは地獄です。
「就職活動どうなの?」
「早く見つかるといいね、仕事」
など、周りは心配してくれているだけかもしれませんが、それでもニートにとってはこれらの言葉が迷惑でしかないのです。
挙げ句の果てには親までもが居心地の悪そうな様子。
一刻も早くこの場から逃れたい、と思うのも自然でしょう。
9.皆が寝静まっている夜が一番落ち着く
極力誰とも関わらずに毎日を過ごすニートは、家族全員が寝静まってから部屋の外に出ることが多いもの。
真夜中なら家族と顔を合わせずに家の中を徘徊できるからです。
ニートに夜型人間が多いのは、家族と生活の時間帯をずらしたいからかもしれませんね。
10.猛烈な孤独感で死にたくなる日がある
ニートは人と接することを避けていますが、人間誰しも完全に孤独になってしまっては生きていくことができません。
日頃、人との会話をなるべく避けていても、「このまま誰とも関わらずに生きていくってどうなんだろう」と将来に不安を感じるのがニート。
「私、孤独死するのかな」などの良からぬネガティブな思考が頭を支配し始めて、死にたいと感じる人も少なくありません。
ニートの日常あるある10選 | メンタル(考え方)編

ニートのメンタルは非常に不安定。
「これでいいんだ」と思う日もあれば「自分なんて生きる価値もない」と悲観する日もあるようです。
この章では、ニート日常あるある「メンタル編」を紹介します。
1.基本苦労することを避ける
働くことは多かれ少なかれ「苦労」を経験することになりますが、ニートは極端に苦労を避けようとする傾向があります。
「毎日仕事に追われるなんて絶対無理」と考えているため、就職活動をスタートするまでに相当な時間がかかるのです。
2.脱ニートへのモチベーションが不安定
苦労はしたくないし働くこと自体に意味を見出せないニート。
ですが、ニートのままではこの先が不安だとも感じています。
時に思い立って「よし!脱ニートして働こう!」と決意することがありますが、そもそも根底に「働きたくない」という強い気持ちがあるためモチベーションが不安定になりがち。
「明日からでもいいか」と先延ばしにして、いざ明日が来たらまたやる気をなくしてしまうことは日常茶飯事です。
3.ニートのままでも生きていけるはず
今現在は実家暮らしで特に猛烈に困っている状況ではないニートなら、心のどこかで「結局ニートのままでも生きていけるんじゃないか」と考えるケースも多いです。
事実、ニートである今生きていくことができているのならこの先も大丈夫なはず!と安易な考えが暴走し、脱ニートのタイミングはどんどん先延ばしにされてしまうのです。
ダルマちゃん 今大丈夫でもこの先大丈夫じゃないってことに気づかなきゃならないんだけどね。なかなかそこに意識を向けようとしないんだ。
4.不安なときは自己啓発本を読んでみる
ニートには時間がたくさんあります。
考え事をして不安な気持ちになるときに、思いつきで自己啓発本を読んでしまうのもニートあるある。
ですが、結局その自己啓発本も最後まで読み終わらないことが多いです。
5.働くことからなるべく逃げていたい
頑張ることや困難に立ち向かうことを面倒だと感じるニートは、働きたくないと強く思っています。
なるべく長く働かずに済むようにと考え、「働かずにお金が得られる方法がないか」を探すのもニートあるある。
世の中には苦労していない金持ちもたくさんいる!と言い聞かせていると、自分もその1人になれる気がしてくるので不思議です。
6.努力なしに成功するケースがあると信じている
確かに、世界中には多くの成功者がいますが、その全員が血の滲むような努力をしたかどうかは不明です。
運やタイミングがうまく作用し、それほど努力せずに大きな富を築いた人もいるでしょう。
ニートはこのような「努力なしの成功者」の話を聞いたり読んだりするのが好きです。
なぜなら、「自分もきっと努力なしに成功できるはずだ」と思えるからです。
ユーくん まあ、確かに運もあるかもしれないけどさ。やっぱり多くの人はちゃんと努力して積み上げて成功していくよね。現実見なきゃだめだよ。
7.結局どうにかなる
ニートのマインドは、「どうにかなるさ」です。
何事に対しても、「自分は大丈夫。今までだってどうにかなってるし!」と思うのがニートあるある。
仕事をしていない今、特に生活にそれほど困窮していなければそう思うのも無理はありません。
しかし、それは誰かが養ってくれているからで、その誰かはこの先永遠にあなたのそばにいないという現実に目を向けなくてはなりません。
8.時々不安で眠れない夜がある
「どうにかなるさ」と思っていても、夜ベッドの中でふと猛烈な不安に襲われることがあるのもニートあるある。
結局は収入のない自分の将来に不安があるのです。
明日こそは求人を探そう、と眠りについて朝を迎えると結局その不安はどこへやら。
またいつもの「ニートでも大丈夫だろう」という根拠のない自信を取り戻し、就活を始める気には全くなりません。
ユーくん 思い立ったら即行動すればいいのにな。でもそれができないんだろうね‥。
9.過去のことばかり思い返す
ニートにも過去に真面目に働いた経験があったり、学校でしっかり勉学に励んだ過去があったりするもの。
「あの頃は良かったな」とニートになる前の自分の人生を振り返ることが頻繁にあるのもニートあるある。
現在や未来に目を向けず、つい後ろばかりを振り返るのはニートの習性でもあります。
10.生きる目的が見つからない
人は夢や目標があることで日々努力を積み重ねていくことができるものです。
ニートには仕事がなく、趣味に没頭するほどのお金もないため、生きる目的となるものが何も見つかりません。
そのため、「自分はなんで生きているんだろう」と存在意義が分からなくなり、消えて無くなってしまいたいという絶望的な気持ちになることもしばしば。
絶望感をバネにして脱ニートを目指せばいいのですが、そう簡単にいかないのがニートなのです。