■吉田鋼太郎さん、中村倫也さんインタビュー
――武さん、ルメールさんの印象を教えてください。
吉田さん:福島の競馬場のレースでプレゼンテーター役をさせていただいたときに、ルメールさんが 1 着で優勝なさって、トロフィーと表彰状をお渡ししました。たぶんルメールさんは覚えていないと思うんですが(笑)。
中村さん:僕も大井競馬場で 3 回くらいプレゼンテーターみたいな感じで表彰の時に立ち会わせていただいたんですが、3 回中 2 回くらいルメールさんが 1 位でした。ファンに対するサービスや発言も人柄が出ていてお話ししてみたいなと思ったんですが、今回一緒には撮影できず残念でしたね。お二人はレジェンド中のレジェンドじゃないですか。
吉田さん:武さんも長いよね。キャリアが。
中村さん:お会いしたかったですけど、こうやって共演させていただけるのはとてもテンションがあがりますよね。
吉田さん:光栄ですよね。ジョッキーの方って小柄なイメージで、その方が有利という話をよく聞きますけど、(武さんは)そんなに小柄じゃないんですってね。170cm はあるって。不利なところを持ちつつ、なおかつそれを払しょくして王者で居続ける、並大抵のことじゃないですよね。
中村さん:やっぱり特出しているんでしょうね。詳しいことはわからないですが、馬との呼吸やレース展開など本当に特出した能力をもっているからこそ、それだけ長くご活躍されているんでしょうね。お会いして話してみたかったですね。
吉田さん:一緒の画面に映れるなんて思ってもみなかったですね。
中村さん:それだけで嬉しいです。
――新生活の季節なので、お二人が新しくチャレンジしたいことなどあれば教えてください。
吉田さん:最近その話一色になってしまって、申し訳ないんだけど。去年娘が生まれましてね。いろいろ今後のことを考えると、幼稚園やら小学校に入って、運動会が待っているわけですよ。その運動会で一緒に走りたいという野望をひそかにもっているんです。そのために鍛える。できればお父さんたちの中で 1 番になりたい。
中村さん:役者をやっているとなんだかんだ体も使いますし、感覚も若いじゃないですか。なのでケガさえしないトレーニングをすれば全然あるんじゃないでしょうか。
吉田さん:そうだね、せめてビリは避けたいという感じかな。少し言いすぎかなと思いますが、目指すは目指そうと。
――中村さんはいかがでしょうか
中村さん:始めるというよりも直したいことになっちゃうんですけど……。僕、割ときれい好きではあるんですが、家事の中で 1 つだけ唯一苦手なのが洗濯物を畳んでしまうっていうことなんです。
吉田さん:俺も、一緒。干すのはいいんだよね。わかる!
中村さん:だってもうどうせこれ着るんだしって思っちゃうんですよね。それでなんだかんだ洗面所まわりが洗ったものでこうなっていくので。これを機にちゃんとしたいなと思っています。
■武豊さん、クリストフ・ルメールさんインタビュー
――武さん、撮影はいかがでしたでしょうか。ルメールさんはこれから撮影ということで、意気込みなどを教えてください。
武さん:慣れないことなので、競馬と違って上手くいかない感じでした。緊張したけど楽しかったです。
ルメールさん:とても楽しみです。このゲームはとても人気ですから、プロモーションできてうれしいです。
武さん:(ルメールさんに向かって)リラックスして頑張ってください。
――CM には『ウマ娘』のキタサンブラックとサトノダイヤモンドが登場しますが、モチーフとなった競走馬についての想い出など教えてください。
武さん:2 年くらいキタサンブラックに乗っていたんですが、たくさん勝ったレースもあれば、それこそサトノダイヤモンドに負けた有馬記念もあったりと、すごく想い出深い馬です。
ルメールさん:2 頭とも有馬記念でいい試合をしてくれました。僕がサトノダイヤモンドに乗った時はいい思い出でした。今回ゲームの中でサトノダイヤモンド、キタサンブラックが出ています。ファンの皆さんにとってすごく楽しみだと思います。
武さん:すでに自分が乗っていた馬がたくさんキャラクターとなっていて注目されています。一頭一頭思い出があって、昔を思い出しながら見ているんですが、今回キタサンブラックが登場ということで注目していますね。
ルメールさん:日本にきてからたくさんいい馬に乗ることができました。やっぱりサトノダイヤモンドは僕にとって特別な馬ですね。JRA の免許をとってから一番強い馬でしたので、今ゲームの中に出ているのが素晴らしいです。
――今回の CM はとてもテンションが高い内容になっていますが、最近お二人がテンションが上がったことはなんでしょうか。
武さん:春は GI レースがたくさんあるので、ジョッキーとしてはテンションの上がる季節が来たなという感じですね。
ルメールさん:一緒です(笑)。やっぱり GI のときは人気馬に乗ったらプレッシャーがかかりますね。ただ 2 人とも経験のあるジョッキーですから。GI もちろん勝ちたいです。毎週毎週頑張ります。
武さん:ルメールさんは、この前サウジアラビアで 1 日に 4 回ビッグレースに勝ったからテンションが上がりましたね。TV で見ていてすごいなと思いました。
ルメールさん:豊さんは一番リラックスしているジョッキーですね。GI の時はゲート裏でいつも静かです。いつもベストな競走をできるのは、17 歳からやっているからだと思います。モデルですね、アイドルです。
――『ウマ娘』の反響について、いかがでしょうか。
武さん:普段街を歩いていても、若い女の子から「ウマ娘やってます」とか「見てます」と声をかけられることもありますし、後輩ジョッキーの中でハマっているジョッキーもいるので、いろいろ聞いています。すごく話題になっているなと思いますね。