Yo-kai Express(ヨーカイ エキスプレス)は3月28日から順次、空港や高速道路パーキングエリア、鉄道駅に、6種類の味の中から最速90秒で出来立ての生麺タイプのラーメンを提供する“自動調理自販機”「Yo-kai Express」の導入をスタートした。

ラーメン自動調理自販機「Yo-kai Express」、東京駅や芝浦PAに設置
(画像=自動調理自販機「Yo-kai Express」、『BCN+R』より 引用)

発表会に登壇した同社の創業者アンディ・リンCEOは、「ヨーカイのビジョンは、いつでもどこでも美味しい食事を提供すること。1社では難しいので、レストラン、ロケーション、業界のテクノロジーを組み合わせ、グローバルなプラットフォームを構築することで、体制を作っている」と説明し、「冷凍食品も続々と登場しているが、ラーメン屋はコロナ禍の時短営業や人手不足などで、美味しいラーメンを食べるのは手間がかかる。ヨーカイはこういった課題を解決する」と紹介する。

ラーメン自動調理自販機「Yo-kai Express」、東京駅や芝浦PAに設置
(画像=Yo-kai Expressの創業者アンディ・リンCEO、『BCN+R』より 引用)

Yo-kai Expressは2016年創業のシリコンバレーのフードテックベンチャー。提供するのは、温かい食事を24時間コンタクトレスで提供できる、革新的な自販機型の自動調理ソリューション。食品は、丼に入った形状できょう体内に冷凍保存されている。提供する際に、独自の解凍技術を用いてそれぞれの料理に最適な調理を行い、路面店のように温かい食事を迅速に作り上げる。

ラーメン自動調理自販機「Yo-kai Express」、東京駅や芝浦PAに設置
(画像=Yo-kai Expressが提供するラーメン、『BCN+R』より 引用)

すでに全米では、空港やホテル、病院、企業、大学、会議場、複合住居施設など、約50カ所に設置しており、これまで20万食以上を提供している。日本でも、羽田空港第2ターミナル、首都高芝浦パーキングエリア(PA)、JR東日本 東京駅に順次設置する。

提供メニューは、オリジナルフレーバー「鶏 Yuzu Shio」「東京 Shoyu」「札幌 Spicy Miso」「九州 Tonkotsu」(各790円)のほか、一風堂とコラボした「一風堂博多豚骨ラーメン」「IPPUUDO プラントベース(豚骨風)ラーメン」(近日提供開始、価格未定)の6種。今後はラーメンだけでなく、丼形状で提供できるさまざまな料理の開発を続けるという。

容量は50食分。冷凍されたラーメンを高温のスチームで調理し提供する。売れ行きデータをもとに在庫を調整することができるので、人気のメニューは多めに、それ以外の在庫を少し削るなどの対応が可能だ。

ユーザーは、タッチパネルでメニューを選び、決済手段を選んで決済するだけ。最短90秒で熱々のラーメンが出てくる。決済方法は、交通系ICカード、クレジットカード、電子マネー、コード決済に対応する。

提供元・BCN+R

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