
グループE
- スペイン(12大会連続16回目)
- 大陸間PO勝者(コスタリカ/ニュージーランド)
- ドイツ(18大会連続20回目)
- 日本(7大会連続7回目)
2強2弱との見方や、かつてのW杯王者であるスペイン(2010年優勝)とドイツ(2014年優勝)が同居することから「死の組」との見方もあるグループE。大陸間プレーオフ(6月13または14日)のコスタリカとニュージーランドの勝者が加わり出揃うことになる。
日本とプレーオフ勝者にとっては、苦戦は間違いないだろう。
スペインとドイツにとっては、突破確実と煽る世論の方が敵になるのかもしれない。

グループF
- ベルギー(3大会連続14回目)
- カナダ(9大会ぶり2回目)
- モロッコ(2大会連続6回目)
- クロアチア(3大会連続6回目)
前回ロシア大会で準優勝のクロアチアと、3位のベルギーが激突するグループF。
残る2カ国は実に36年ぶりとなるW杯出場となったカナダと、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督率いるモロッコだ。ハリルホジッチ監督は、ブラジル大会(2014年)時に同じアフリカ勢のアルジェリアを率い、同大会優勝国ドイツを苦しめた経歴を持つ。
実績から見れば、クロアチアとベルギー優位で間違いない。だが、若手の台頭著しいカナダに、アフリカ勢と相性のいい指揮官が率いるモロッコ。波乱もあり得るグループだ。

グループG
- ブラジル(22大会連続22回目)
- セルビア(2大会連続13回目)
- スイス(5大会連続12回目)
- カメルーン(2大会ぶり8回目)
FIFAランキング1位(2022年3月1日発表)のブラジルを筆頭に、確かな実力者が揃うグループG。奇しくもカメルーンを除く3カ国は、前回ロシア大会と同様の顔合わせとなった。
ブラジルがやや抜けた存在だが、スイスもここ2大会は連続で決勝トーナメントへ駒を進めている。また、セルビアにとってスイスは、ロシア大会時グループリーグ第2戦で逆転負け(1-2)を喫した雪辱の相手。自国の英雄ドラガン・ストイコビッチ監督のもと、どんな結果が生まれるのかには注目だ。
2大会ぶりの出場となるカメルーンは、2014年ブラジル大会では自国のサッカー連盟とのいざこざや主力選手の退場など力を発揮できなかっただけに、今大会での躍動に期待がかかる。

グループH
- ポルトガル(6大会連続8回目)
- ガーナ(2大会ぶり4回目)
- ウルグアイ(4大会連続14回目)
- 韓国(10大会連続11回目)
各大陸の予選を苦しみながら上がってきた国が多いグループH。
ポルトガルは欧州予選をプレーオフまで戦い、ようやく本大会への切符を掴んだ。また、欧州と同じく激戦区の南米予選を通過したウルグアイ。残り2試合の時点で3位以下は大混戦となっており、敗退も十分あり得た。ガーナはアフリカ最終予選でナイジェリアと対戦し、2試合とも引き分け(ホーム戦0-0/アウェー戦1-1)の末、アウェーゴール差での突破となっている。
韓国を除く3カ国が予選ぎりぎりの突破でたどり着いており、さぞ意気が上がっていることだろう。
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