ヒラスズキ釣りのキホン

では、キホンの釣り方を紹介しよう。

狙い目

狙い目は夜。日中はあまり釣果が望めないことから、ナイターがメインになる。日没から宵の口か、夜明け前から日の出まで。いずれも満潮と重なるタイミングだと釣れる確率も高い。

攻め方

攻め方は仕掛け(ウキ)をちょい投げし、リールをゆっくり巻いてくる誘い釣り。誘いを入れることで、エサが海中でゆらゆらと揺れ、ターゲットにアピールできる。

アタリと取り込み

アタリは電気ウキを横に引っ張っていくパターンが多い。ここで間髪を入れずにアワセを入れる。あとはリールをゆっくり巻いて寄せ、そっと抜き上げる。

初夏の夜にエサ釣りで狙うヒラセイゴ(ヒラスズキ若魚)入門解説
(画像=リールをゆっくり巻いて誘う(提供:TSURINEWSライター松田正記)、『TSURINEWS』より引用)

ステップアップ解説

キホンをおさえたところで、ここからはステップアップ解説。

聞かないふり

ヒラセイゴ釣りにつきものなのが、ハリ外れによるバラシ。これを軽減するには、「聞かないふり」が有効だ。方法は至ってシンプル。リールを巻きながら誘う時、アタリが出てもそのまま巻き続けるだけ。すると魚が完全にエサ(ハリ)に食い付き、ググーッとサオに乗ってくる「向こうアワセ」になる。

巻きスピード

釣れるパターンをつかんだら、効率よく攻めていく。ここでよくあるのは、突然アタリが途絶えること。この場合はターゲットがスレた証でもあるので、誘いの際のリールの巻きスピードに変化をつける。超スローを中心に巻いたり止めたりと、飽きさせない工夫をしよう。