株式会社こどもりびんぐが展開するリサーチ事業「シルミル研究所」は2022年2月18日〜3月3日、「18歳以下のスマホ利用(利用事業者)」 に関する調査を実施。そして、18歳以下の子どもがいる329名の保護者から回答を得た。令和の子どもたちのスマホ利用事情は、いったいどうなっているのだろうか。

子どもにスマホを持たせる時期、「中1」が最多!

親が持たせる子どものスマホ、キャリア総合満足度1位は「楽天モバイル」に決定!
(画像=「うちの子だけスマホ持っていない」という状況はかわいそうなので、周りの家庭と歩調を合わせることが大切かも、『オトナライフ』より 引用)

まず、保護者の方々は子ども達にいつから自分専用のスマホを持たせるのだろうか。子どものスマホ所持について、回答者329人のうち「持っている」と回答した人が29.2%、「持っていないが、検討中」と回答した人が15.5%という結果であった。

また、「持っている」と回答した人に対し、何歳から持たせているかを聞いたところ、「中学1年生」からが16.7%と最多。2番目に多かったのは「高校1年生」で14.6%、3番手は「小学5年生」13.5%だった。上位2つの回答がそうだったように、進学のタイミングは子どもにスマホを持たせるきっかけになりやすいようだ。しかし、中学進学時なのか高校進学時なのかで、各家庭の考え方が二分されるようだ。また、居住地域によるものなのかは定かではないが、子どもの友人たちのスマホを持つタイミングと歩調を合わせて、どのタイミングで持たせ始めるか考える家庭も多そうだ。

また、現時点でスマホを持たせていない保護者に対して、「何歳から持たせても良いと考えるか」を聞いたところ、こちらも「中学1年生」からが最多で、27.9%となった。

いよいよ、「ママ・パパが選ぶ18歳以下のスマホ(利用事業者)」キャリアランキングの発表!

親が持たせる子どものスマホ、キャリア総合満足度1位は「楽天モバイル」に決定!
(画像=コメント後ろのカッコ内は(キャリア名・回答者の年齢・子どもの年齢・居住地)である(「株式会社こどもりびんぐ」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

今回行われた調査のうち、ここでは2つの部門についてご紹介していこう。

まずは「キャリア部門利用率」ランキング。第3位は「楽天モバイル」、第2位「ソフトバンク」。そして第1位は「ドコモ」であった。そして「キャリア部門総合満足度」ランキングでは、第3位は「ソフトバンク」、第2位は「ドコモ」。そして、堂々の第1位に選ばれたのは「楽天モバイル」だった。恐らく、どれだけデータを利用しても最高支払い金額が決まっている楽天モバイルは、子どもに持たせるのに大きな安心材料となっているのだろう。

子どもにスマホを持たせている保護者のコメントでは、「料金が安いのに使いたい機能がそろっている」(楽天モバイル・30代・小4・愛知県)や「夫も親もドコモなので手続きが楽だし、割引や無料通話など料金もお得」(ドコモ・40代・小6・東京都)などの声が上がった。

また「格安スマホ部門利用率」では「UQモバイル」(UQコミュニケーションズ)と「Yモバイル」(ソフトバンク)が同率第1位に。「使用時間の制限などができるので便利です」(Y!mobile・30代・小6・神奈川)などのコメントが寄せられ、子どもをトラブルから守る機能や、スマホ依存防止を評価するコメントが目立った。

お子さんを持つ保護者の方々は、このアンケートを参考にして、どのキャリアのスマホを、いつから持たせるかを検討してみてはいかがだろうか。

出典元:みんなが選んでいるのは?【こどもリサーチ】#33「18歳以下のスマホ」【あんふぁんWeb】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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