心豊かに生きるために忘れてはいけないこと
写真AC(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より 引用)

いつも楽しそうに、好き勝手なことばかりしているように見られがちな私ですが、いつも恵まれた環境で生きてきた訳ではありません。今まで人並み以上の失敗や苦労も繰り返し、「人生終わった」と思い詰めたこともありました。

そんな辛い経験の中から、逆に逆境でも毎日を心豊かに生きるための「心の持ちよう」を学んできたと思っています。恵まれた環境にずっとぬるま湯のように浸かっていたら、気が付くことの無かった視点です。例えば、私は心の乱れが起こりそうになったら、次のような「自分の金言」を思い出すようにしています。

「事実は一つ、解釈は無限」

世の中で起こっていることの事実は1つです。それをどのように解釈するかは、それぞれの個人の自由です。「コップに水が半分しか入っていない」と思うか「コップに水が半分も入っている」と思うか。物事をネガティブに捉えるより、有難いことと感謝の気持ちを持つ人の方が、心豊かになることができます。

「人は人、自分は自分」

人と比較するのを止めると気持ちが楽になります。会社の同期と出世競争したり、経営者同士が会社の規模を競ったりするのは、モチベーションアップになるなら悪くはありません。しかし、そこだけに目標をフォーカスしてしまうと、いずれマイナスの影響が出てきます。比較から嫉妬したり、僻(ねた)んだりするネガティブなエネルギーを浪費するより「人は人、自分は自分」と自分軸で淡々と過ごせば良いのです。