世界遺産・熊野古道を泊まり歩く! 熊野古道の宿場町である和歌山県田辺市中辺路町近露に、コンテナハウスヴィラ「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」が4月28日オープンする。

熊野古道にヴィラ型のコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」4月28日開業
(画像=『IGNITE』より 引用)

「中辺路ルート」沿いにある宿「SEN.RETREAT」

「SEN.RETREAT」は、大自然の中でストレスをリセットする「リトリート体験」ができる無人運営宿のブランド。

熊野古道の主要な参詣道「中辺路ルート」沿いに泊まり歩ける宿を計4ヶ所作る計画で、第1弾として、標高300mの山間にある集落・田辺市中辺路町高原に、空き家をリノベーションした一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」を2021年10月オープン。「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」はその第2弾だ。

熊野古道にヴィラ型のコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」4月28日開業
(画像=『IGNITE』より 引用)

山中で大自然に囲まれた「TAKAHARA」に対して、「CHIKATSUYU」はペットと過ごせるプライベートガーデンや、焚き火を囲めるテラス、宿泊客自身で焼くことのできるピザ窯などを備えている。非日常に“ワクワク”したり、気の置けない仲間とゆったり過ごしたり、リラックスできる空間に仕上がる予定だ。

熊野古道にヴィラ型のコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」4月28日開業
(画像=『IGNITE』より 引用)

田辺と熊野本宮大社の中間地点にある近露

近露は「SEN.RETREAT TAKAHARA」がある高原から、熊野古道を歩いて約4時間かかる場所にある集落。

田辺と熊野本宮大社の中間地点に位置しており、熊野詣が盛んだった頃は、中辺路ルートの中でも指折りの大きな宿場町だった。山々に囲まれた盆地には現在、約400人が暮らしている。

近露を流れる日置川はかつて参詣前に人々が身を清めた場で、川岸には後鳥羽上皇の御所もあったと言われている。また近くには、熊野古道沿いに点在する社「熊野九十九王子」の1つ、近露王子がある。

熊野古道にヴィラ型のコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」4月28日開業
(画像=『IGNITE』より 引用)

「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」、ペット同泊可能な「6人用プライベートガーデン付きコンテナ」2棟、「4人用プライベートガーデン付きコンテナ」が2棟、「4人用ルーフトップテラス付きコンテナ」1棟と、「2人用トレッキングコンテナ」2棟の全7棟となっている。

熊野古道にヴィラ型のコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」4月28日開業
(画像=『IGNITE』より 引用)