
かつて明治安田生命J1リーグの柏レイソルに在籍していたケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)に再びトルコ移籍の可能性が取りざたされているようだ。5日、トルコメディア『Fotospor』が報じている。
オルンガはJ1リーグ2020シーズン終了後に移籍金600万ユーロ(約7億8000万円)で柏レイソルからカタール1部のアル・ドゥハイルへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦9試合の出場で6ゴールを挙げるなど本来のパフォーマンスを発揮すると、今季もリーグ戦で22ゴールをあげて得点王のタイトルを獲得。そしてカタール・アミールカップ(カタール国内カップ戦)では、リーグ戦無敗優勝を達成していたアル・サッドを準決勝で破ると、決勝戦でゴールを決めて優勝に大きく貢献している。
そんなオルンガの去就を巡っては、今年2月にスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェやリーグアン(フランス1部)の複数クラブからの関心が伝えられていた。また、フランスメディア『Jeunesfooteux』はアル・ドゥハイルとオルンガの契約期間は2023年6月までであるほか、オルンガ本人は今夏欧州復帰を望んでいることも報じていた。
その中、スュペル・リグのベシクタシュがオルンガの獲得調査を行っている模様。ベシクタシュは昨年8月にチェルシーからベルギー代表FWミシー・バチュアイ(28)を1年レンタルにより獲得。バチュアイは今季リーグ戦で12ゴール5アシストをあげているが、今季終了後の退団が既定路線であるという。
またバチュアイの後釜候補には、現在RBライプツィヒからレアル・ソシエダへレンタル移籍中のノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロート(26)の名前が挙がっていたが獲得困難であるとのこと。セルロートに代わるターゲットとしてオルンガの獲得に向かっており、今後の展開次第ではフェネルバフチェとの争奪戦に発展する可能性があるようだ。
なお、オルンガは2019シーズンにJ2リーグで27得点をマークし、柏レイソルのJ1リーグ復帰に貢献。そして2020シーズンはJ1リーグで32試合に出場して28ゴールと驚異的な決定力を発揮。J1得点王に輝くとともに、JリーグMVPの個人タイトルを獲得していた。
【関連記事】
・欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
・超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
・ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
・【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
・【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?