ボイル撃ちで30cmショゴ

すると少し沖でボイル!「なんだ?ベイト回ってきてシーバスか?」トップを投げるが反応なし。ならばとレンジバイブ70(イワシ)に変更し速巻きで探ると「ゴンッ」「乗った~!」「ジッジー!」「ん~?ヒラフッコ?やたら引く」「違う!ショゴだ!」

「ジッジー!」「さすが小さくてもカンパチ!引くわ~」ずり上げたのは30cmのショゴ。「夏の魚だな、サンキュー!」。

だが、これを最後にまったく魚が釣れない状況に。見回りに来た船長に状況を伝えると、目の前にある黒島に移動することに。

良型キジハタ2連続ヒット

黒島を見渡すと、手前がテーブル状に張り出した磯でその先は深そうな感じ。アタっているタイラバから試しにキャスト。着底させゆっくり巻きの2回目、「ジッジー!」「お~?引ったくっていったぞ?」上がってきたのはキジハタ(アコウ)!「元気良かったな」

「キジハタがいるならガンガンジグブレードだな」。

タックルを変更し、次はガンガンジグブレードを遠投。タイラバ同様、着底させてゆっくり巻きを繰り返していく。「ゴツゴツ」「お、岩があるな。次は着底させて岩の上を通してみるか」「着底……くるならここだな」

「ガツン!」「ほらきた~!お~?なかなか引くぞ?」根に潜られないようにゴリ巻き。「お~まぁまぁあるかな」上がってきたのは35cmクラスのキジハタ!「良型×2!」。

沖磯ルアーフィッシングでシーバス不発もカンパチ&キジハタをキャッチ
(画像=キジハタもいただき(提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)、『TSURINEWS』より引用)

最後に黒島を一周して探ったが、カサゴ(アラカブ)だけで終わり、そのまま迎えの時間になり帰路に。

沖磯ルアーフィッシングでシーバス不発もカンパチ&キジハタをキャッチ
(画像=『TSURINEWS』より引用)

この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年9月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。

文・『TSURINEWS』より引用/提供元・TSURINEWS

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