背中を鍛えるための筋トレ代表種目「ラットプルダウン」について、ボディビル世界チャンピオンの鈴木雅選手が3つの要素から解説。なかなか効かない、背中の筋肉が付かないなど悩んでいる人は必見だ。かっこいい逆三角形の背中を作るための秘訣がここにある。

グリップからみるラットプルダウン

筋トレのプロ直伝!背中を鍛える「ラットプルダウン」徹底解説!【動画解説付き】
(画像=『FITNESS LOVE』より引用)

ラットプルダウンのオーバーグリップ

  • 広背筋上部、大円筋が収縮しやすい
  • 肩甲骨を下げにくい

ラットプルダウンのアンダーグリップ

  • 広背筋上部から下部に効かせやすい
  • 肩甲骨を下げやすい
  • 肩甲骨を寄せやすい

軌道からみるラットプルダウン

筋トレのプロ直伝!背中を鍛える「ラットプルダウン」徹底解説!【動画解説付き】
(画像=『FITNESS LOVE』より引用)

広背筋上部・大円筋

ラットプルダウンは縦方向の動きなので内転よりも下制の動き が強く、僧帽筋を刺激するのは難しい。上体を立てた姿勢では 広背筋上部・大円筋に効かせやすい

広背筋下部

上体を少し後方に倒すと下方回旋がしやすくなり、広背筋下部 に効かせやすくなる

僧帽筋(下部)

ラットプルダウンで僧帽筋下部に効かせるとなるとかなり上体 を倒す必要があり、力学的にはロウイングのほうが理にかなって いる