新潟元指揮官・吉永一明がシンガポール代表監督就任へ!吉田達磨の後任探しに終止符
(画像=吉永一明氏 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 アルビレックス新潟元監督である吉永一明氏(54)は、現ヴァンフォーレ甲府監督・吉田達磨氏(47)の後任としてシンガポール代表指揮官に就任するようだ。5日、シンガポール紙『ザ・ストレーツ・タイムズ』が伝えている。

 吉永一明氏はアビスパ福岡やサガン鳥栖の下部組織や山梨学院高校、ヴァンフォーレ甲府やシンガポール1部・アルビレックス新潟シンガポールのコーチを歴任。2019シーズン途中からアルビレックス新潟トップチームを率いると、2020年から昨年3月までアルビレックス新潟U18を指揮していた。そして昨年4月にアルビレックス新潟シンガポールのフロントへ復帰すると、2022シーズンよりアルビレックス新潟シンガポールを率いることが決まっていた。

 一方、シンガポール代表は吉田達磨体制のもとFIFAワールドカップ・カタール大会はアジア2次予選で敗退している。シンガポールサッカー協会(FAS)は昨年2月に吉田達磨監督と今年12月までの新契約を結んだものの、昨年開催のAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)終了直後に同監督の退任を公式発表。今年1月以降はナズリ・ナシル臨時コーチをチームを率いていた。

 『ザ・ストレーツ・タイムズ』の報道によると、FASは吉田達磨監督の後任として吉永一明氏を含めて3名リストアップしていた模様。その中、シンガポールサッカーに精通している点、若手選手の育成に定評があること、そして年俸要求額が低いことを踏まえて吉永一明氏に一本化したのこと。また吉永一明氏本人は地元メディアの取材に対してコメントを控えているものの、今月中にもシンガポール代表監督就任が正式決定するという。

 なお、シンガポール代表は今年6月8日から14日までアジアカップ予選3試合に臨む。日本とシンガポールでの経験が豊富な吉永一明氏にはアジアカップ本大会出場権獲得というミッションが課せられるようだ。

提供元・Football Tribe Japan

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