日本代表元監督ハリルが注目発言!「アフリカ勢は10年後に…」モロッコ代表でW杯出場
(画像=バヒド・ハリルホジッチ監督 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 元日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏は、モロッコ代表をFIFAワールドカップ・カタール大会出場へと導いている。そんなハリルホジッチ氏がアフリカ勢によるW杯優勝の可能性に言及した。4日、英国放送協会(BBC)が伝えている。

 同氏はコートジボワール代表を南アフリカW杯出場に導くと、2014年のブラジルW杯ではアルジェリア代表を率いてベスト16入り。そして日本代表指揮時にもロシアW杯本大会出場権を獲得していたが、ロシアW杯本大会出場権をもたらしていたが、本大会開幕2カ月前の2018年4月に解任となっていた。

 その後。ハリルホジッチは2019年8月にモロッコ代表監督に就任すると、カタールW杯アフリカ2次予選でスーダン、ギニアビサウ、ギニアを相手に6戦全勝。ホームアンドアウェイ方式の最終予選でコンゴ民主共和国代表相手に1勝1分として、W杯本大会出場を決めている。

 ハリルホジッチは『BBC』のインタビューに対応。カタールW杯でアフリカ勢が躍進する可能性を聞かれると「モハメド・サラー、サディオ・マネ、アクラフ・ハキミを見たら分かるけど、アフリカの選手たちはすでに世界でもトップクラスにいる。アフリカの代表チームはより効率よく戦えるようになれば、(優勝に)より近づくかもしれない」と語っている。

 その上で「今はまだそうではないだろうが、10年から12年後にはアフリカのチームがワールドカップで勝利する可能性はある」とコメント。チーム全体の組織力に伸びしろがあると認めた上で、将来的なW杯優勝が可能という見方を示した。

 アフリカ勢のW杯過去最高成績は1990年イタリア大会のカメルーン代表、2002年日韓大会のセネガル代表、そして2010年南アフリカ大会のガーナ代表であり、いずれもベスト8だ。

 ベルギー代表やクロアチア代表、カナダ代表と対戦するモロッコ代表。ハリルホジッチは2014年ブラジル大会の決勝トーナメント1回戦でドイツ代表を苦しめた実績を持っているだけに、今大会もサプライズを起こすかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

【関連記事】
欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?