浅野拓磨の獲得理由をボーフム幹部告白!「彼の経験は…」代表戦直後に2ゴール
(画像=浅野拓磨(写真右) 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 VfLボーフムに所属する日本代表FW浅野拓磨(27)は2日、ブンデスリーガ第28節・ホッフェンハイム戦で2ゴールをあげた。そんな浅野拓磨について、クラブ幹部が同選手の獲得に踏み切った背景を語った。4日、ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

 同選手は昨年5月にセルビア1部の強豪パルチザンと契約解除し、およそ1カ月後にVfLボーフムと3年契約を締結。今季は右サイドを主戦場にここまでリーグ戦で14試合の先発出場にとどまっており、今年3月までわずか1ゴールと結果を残せていなかった。

 しかし、代表ウィーク明けのホッフェンハイム戦ではドイツ代表のハンジ・フリック監督が見守る中、28分に先制ゴールをマーク。そして1-1で迎えた59分にはロングフィードに対する相手ディフェンダーと競り合いで入れ替わり、ピッチ中央からゴール前まで独走。ゴールキーパーとの1対1で冷静に流し込んでいる。

 その中、ブンデスリーガ公式サイトはVfLボーフムのスポーツディレクターであるセバスティアン・シンジロルツ氏のコメントを紹介。シンジロルツ氏は浅野拓磨について「アサノがVfLを選んでくれたことを嬉しく思う。彼は国際的な経験があり、ブンデスリーガやドイツのサッカーを熟知している。多才なアタッカーで、ゴールに飢えているんだ」と過去に語っていたという。

 また、トーマス・レイス監督は代表ウィーク明け初戦で同選手を先発起用した理由について「トレーニングで見たものが、彼をプレーさせることを決心させたんだ。そして、今回は非常に良いフレッシュさをもたらしてくれたと思う。日本代表の2試合目に出場していなかったということも理由のひとつであるかもしれない」とコメント。3月29日開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のベトナム戦でプレーしなかったことにも言及した。

 なお浅野拓磨は試合後、「いつも100%の力を発揮して、ゴールを目指しています。それが今日うまくいったことは、もちろんとてもうれしい。ブンデスリーガ残留に向けてこの勝ち点3はとても重要ですけど、まだ目標は達成できていませんし、この先も集中し続けなければならないですね」とブンデスリーガ残留にむけての意気込みを語っている。

提供元・Football Tribe Japan

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