アマダイ釣りのタナ取り

底付近を狙う釣りなので、タナ取りがキモ。オモリが着底したら素早くイトフケを取って1m程度上げる。ミチイトが斜めに入るような潮が速い場合は特にマメに行う。

仕掛けがナジんだころを見計らって、大きく上げて竿を元の位置まで下げる誘いが基本。

潮流や海底の起伏にあわせて、イラスト参考に、プラスマイナス50cm~1m前後の幅を探るといい。ゲストのアカボラ(ヒメコダイ)がよく掛かるときは近くにアマダイがいることが多かったり、ガンゾウビラメなどが掛かってきたり、下バリのオキアミが汚れて戻ってくる場合はタナが低いケースが多い。

相模湾で「船アマダイ」釣りが開幕 天秤仕掛けでの釣り方キホンを解説
タナ取りのイメージ(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

アタリ~取り込み

竿先を注視し、アタリがあったら、ゆっくり大きく聞きアワせる。数mは手持ちのまま手巻きで引き具合を確かめ、電動で巻き上げ。

本命であれば巻き上げ中に明確で強い引きが断続的に訪れる。

ポンピングなどはせずに竿の曲がりを保ったまま巻き上げる。電動が停止する頃合いをみて落ち着いて竿を置き、天ビン、オモリを置いたら、たるませないようにハリスをたぐって頭からタモへ誘導しよう。

相模湾で「船アマダイ」釣りが開幕 天秤仕掛けでの釣り方キホンを解説
お見事!53cm(提供:まなぶ丸)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2021年9月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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