
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表MF三笘薫(24)が、自身のプロサッカーキャリアでの転換期や自身の現状について語った。2日、ベルギーメディア『HLN』が伝えている。
同選手は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍し、昨年8月に東京五輪男子サッカー競技でプレーした後にプレミアリーグのブライトンへ完全移籍。労働許可証が発行されずロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに加わると、途中出場での出番が多い中で昨年10月のハットトリックを皮切りに鮮烈なパフォーマンスを披露。年明けの練習試合で足首を負傷して約1カ月間戦列を離れていたが、2月26日のKASオイペン戦から5試合つづけてピッチに立ち、チームを上位4クラブによるプレーオフ出場へ導いている。また、今月3日開催のスタンダール・リエージュ戦では83分に追加点をアシストするなど、好調を維持している。
そんな三笘薫はベルギーメディアの取材でコンスタントに出場機会を得られている現状について「加入したばかりの時はあまりプレーできませんでしたが、当然のことです。チームからどんどん信頼を得ていきました。途中出場でゴールをとってからは、先発でのチャンスも巡って来るようになりましたね。素晴らしいチームメイトにたくさん助けられていますよ」と語っている。
また、海外挑戦後のターニングポイントを聞かれると「間違いなく、あの試合がすべてを変えましたね。(プロサッカー人生で)初めてハットトリックを達成できました。その後、アドレナリンがたくさん出て自信がつきましたよ」とコメント。昨年10月16日開催のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第11節・セラン・ユナイテッド戦をあげる。
そして今年1月の負傷離脱以降のコンディションについては「思ったより深刻な怪我でしたし、予想以上に時間がかかってしまいました。今は途中出場からチャンスをつかんで、一日も早くレギュラーに戻りたいですね」とシーズン終盤への意気込みとあわせて語った。
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