目次
ARRIS本体の特徴
 ・バッグの防水性
 ・ショルダーハーネスの位置調整が可能
 ・35Lの大容量だが荷室が適度に分かれていて使いやすい
マイナスポイントは二つ

ARRIS本体の特徴

ARRISは最低限の付属品3点がセットになった価格が3万8000円。

庶民感覚の筆者にとっては安いとは言えない価格だが、様々な防水バッグパックを試してきた筆者が断言しよう。

アイキョウ これはお値段以上だわ

クラウドファンディングの製品はコンセプトが斬新でも品質がイマイチというものも多いが、ARRISはクオリティが非常に高いのだ。

ギミック搭載のバッグだけに細かい点を挙げて行けばきりがないのだが、ここぞ!というポイントを3点お知らせしたいと思う。

バッグの防水性

クラファンで話題!! 究極防水リュックはバイクでも最高
(画像=『Moto Megane』より引用)

ナイロン生地表面を耐水性に優れた素材でコーティングし、内側は100%防水フィルムが採用された3層構造を採用していてメインの収納部に関しては縫い目にシームテープを採用していることも確認できた。

オプションでアリスレインチェックダッフルが用意されてはいるが、特に必要ないのでは?と思うぐらい防水性は万全を期している。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

特に防水リュック好きの筆者を唸らせたのが止水ファスナーである。

最近はファスナー部分からの浸水を防ぐために密閉性に優れた止水ファスナーが採用されることも増えた。

メインの荷室は利便性のために両開きを採用することが多いが、その場合どうしてもスライダー同士の間に隙間ができてしまうのだ。

しかしARRISは限りなく隙間ができない形状を採用している。防水バッグは色々見てきたが、このタイプは初めて見た。全防水バッグが採用するべき止水ファスナーである。

ショルダーハーネスの位置調整が可能

クラファンで話題!! 究極防水リュックはバイクでも最高
(画像=『Moto Megane』より引用)

ショルダーハーネスの位置調整ができる機能も驚かされた。

バイクはショルダーハーネスよりも高い位置に荷室があると、ヘルメットが干渉してしまう恐れがある。

ショルダーハーネスをギリギリまで上に調整すれば干渉知らずだ。

逆にお尻にバッグが当たって邪魔と感じる場合には、ショルダーハーネスを下にずらせば良い。

35Lの大容量だが荷室が適度に分かれていて使いやすい

クラファンで話題!! 究極防水リュックはバイクでも最高
(画像=『Moto Megane』より引用)

バッグの容量表記は意外にあてにならない。

我が家にも30L級バッグはいくつかあるが、そのどれよりよもARRISは大きい印象だ。

楕円形だが、ほぼスクエアな形状で縦にも長いので大きな荷物やトラベル三脚も収納可能。

クラファンで話題!! 究極防水リュックはバイクでも最高
(画像=『Moto Megane』より引用)

更に今回はお借りすることができなかったラッシュストラップがあればトラベル三脚はバッグ横に固定することができる。

これは近年増えつつあるモトブロガーやカメライダーにはたまらない。

ツーリング先でお土産を買いたくなってしまった際にも、このバッグを持っていけば困ることはないだろう。

いくら大容量でも荷室が一つだと使い勝手がいまひとつだが、ARRISは荷室が分かれているので良好だ。

クラファンで話題!! 究極防水リュックはバイクでも最高
(画像=『Moto Megane』より引用)

特に前側の荷室は止水ファスナーが一方通行でひさしがついているので、他の荷室に比べて雨が入るリスクが低い。

クラファンで話題!! 究極防水リュックはバイクでも最高
(画像=『Moto Megane』より引用)

バッグ上側の荷室は出し入れすることの多い財布や細かいガジェット類を入れておくのに便利だ。

マイナスポイントは二つ

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(画像=『Moto Megane』より引用)

チェストストラップがないとショルダーストラップがずれて運転中気になることがある。

ARRISにはマグネット式チェストストラップが採用されており質感が高い。

だがARRISは各所にプラスチックや金属パーツが使われているために少々重い。

またメインファスナーの開閉は少々硬い印象だ。だが止水ファスナーは少々硬い方が防水性が高い。

止水ファスナー用のグリスなどで対応したいところだ。