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実際にシミュレーションをしてみよう
不動産運用で注意すべき点とは?
実際にシミュレーションをしてみよう
不動産投資をする場合、どのような運用を行えば年収1,000万を達成できるでしょうか。実際にシミュレーションしてみましょう。
目指すのは、年間のキャッシュフローが1,000万円、一月約84万円です。一か八かのリスクをとって郊外にある20戸一棟ものの物件を手に入れたとしましょう。物件価格は1億円。金利3%、35年フルローンで借りました。1戸につき65,000円の満室想定です。家賃収入は月々130万円、ローン返済額は39万円。利回り15.5%です。
このような好条件の物件を手にすることができ、かつ、空室も抑え続けることができれば、年収1,000万円も不可能ではありません。
考え方次第ですが、不動産投資以外の収入源があれば、リスクをとって大きなリターンを狙いにいくのもありです。万が一入居者が次々と減り、家賃収入でローン返済を賄えなくなっても、本業の給与で返済ができればいいかもしれません。一棟ものは、外壁工事や共用部分の修繕など、また一斉にトイレが故障するといったこともあり得ることです。運営費も区分マンションを所有するよりかかります。
投資した物件が失敗だったと思っても、不動産の流動性は高くないので、頻繁に売り買いできるものでもありません。いきなり一棟ものに手を出すよりは、都心のワンルームマンションを複数件所有し、一つひとつローンを完済していき、完済物件を増やしていくことで将来の年収1,000万円を指すというのもひとつの手ではないでしょうか。
不動産運用で注意すべき点とは?
近年増えている自然災害によって建物が損害を受けた場合、入居者を募ることができず収入を得られなくなる可能性もあります。こういったリスクに備え、購入前はハザードマップを見ながらできるだけ入居条件の良い物件を探す、あらかじめ保険に加入するなどの対策はとっておくのが無難です。