総じて「平均以上」かつ「お値段以上」の穴場的システムヘルメットの使い勝手が良かった

目次
インナーバイザーはやっぱり便利
やっぱり快適便利なシステムヘルメット
　・ベンチレーションはそこそこの効き
　・内装の質感がかなり良い！
　・ピンロックシートが付属！
　・スピーカーホールもちゃんとある！

インナーバイザーはやっぱり便利

（画像＝『Moto Megane』より引用）

車の運転の時は度付きサングラスを愛用していますが、バイクの時は基本的に「クリアシールド×クリア眼鏡」の体制で紫外線ノーガード辛抱我慢で対応してきた訳ですが、そりゃ眩しいのはつらいですし、視界も悪くなるわけで良いことはありません。

これがインナーシールドひとつで解消されるわけで、やっぱりあれば良い装備でした。スモークの度合いも濃すぎず、薄すぎずの丁度良い塩梅。

（画像＝インナーシールドの出し入れは左側のレバーで行います。、『Moto Megane』より引用）

強烈な朝日、夕日に向かって走るような時にはもっと濃さが欲しくなりましたが、それでもクリアのみで勝負していたあの頃とは雲泥の差です。

（画像＝『Moto Megane』より引用）

やっぱり快適便利なシステムヘルメット

ここ数年はジェットヘルメットを使用する機会が多かったのですが、やはり風切り音は気になるし、冬はシンプルに顔が寒い！とはいえフルフェイスは着脱は面倒だし、被っている間は常にある種の閉塞感があるもの。

（画像＝『Moto Megane』より引用）

その点やっぱり良いとこ取りのシステムヘルメットは信号待ちなどちょっとしたタイミングでもチンバーを開ければすぐに顔面が解放されてジェットの開放感が味わえるし、飲み物を飲んだりもできます。

シールドの曇りも即座に解消するので、寒い季節こそシステムヘルメットの恩恵を感じました。

（画像＝顎部のボタンで即ロックを解除&オープンできます。、『Moto Megane』より引用）

チンバーの開閉も片手で瞬時に行うことができるので、欲しいタイミングですぐに開放感が得られるのです。

（画像＝『Moto Megane』より引用）

（画像＝『Moto Megane』より引用）

もちろん閉じてしまえば静粛性はフルフェイスそのものなので、高速道路を長時間走る時にもメリットが感じられます。

ベンチレーションはそこそこの効き

ベンチレーションは他のヘルメットと比べると数や形状でやや見劣りするのは否めないところですが、効果は確かにあるので不満は特にありませんでした。

（画像＝頭部のエアインテーク、『Moto Megane』より引用）

（画像＝口元のエアインテーク、『Moto Megane』より引用）

走行風が通り抜ける感覚こそ希薄なものの、シールドの曇りなどは走ればすぐに解消されました。

（画像＝後頭部のエアアウトレット、『Moto Megane』より引用）

信号待ちで曇ればチンバーを開けてジェット状態にすれば、曇りが消えて視界をすぐに確保することができます。

内装の質感がかなり良い！

（画像＝『Moto Megane』より引用）

内装はソフトな素材で肌触りも良く、長時間の着用や着脱時にも好印象。もちろん外して洗うこともできます。

（画像＝顎紐は個人的にあまり好きではないラチェットバックル。ヘルメットホルダー用Dリングを装備。、『Moto Megane』より引用）

ただ、非常に内装素材が柔らかいので耐久性が少し心配。ですが国内メーカーのハイエンド品に比べればヘルメット自体が半額以下の価格なので、それも十分納得です。

ピンロックシートが付属！

（画像＝『Moto Megane』より引用）

付属品は取扱説明書と定番のヘルメット収納袋。それにプラスして2万円とちょっとの価格帯でありながらピンロックシートが付属しているのもうれしいポイント。別で買うとほんのり高いのですからね。

スピーカーホールもちゃんとある！

（画像＝『Moto Megane』より引用）

頬内装を外せばスピーカーホールがあるので、インカムやヘルメットスピーカーの設置も簡単だし、耳も痛くならない。