国会質問とは
政策を変えるには、自分たちだけでなく、色々な人から政策を提案し、政府が「この政策をやらざるをえない」と考える状況を作っていくことが大事です。
そのために、様々なステークホルダーに対する働きかけが大事になってくるわけですが、政府に影響力を持つ国会議員はその重要なステークホルダーの一つです。彼らとの連携が政策を実現する上でカギになってきます。

(画像=衆議院議場 衆議院HPより、『アゴラ 言論プラットフォーム』より 引用)
議連を立ち上げて、提言を出してもらうというのも一つですし、与党の事前審査の場で政府の政策を変更するよう議員から声をあげてもらうこともその一つです。国会質問はその議員が使うことのできる有力なツールなので、政策を前に進めたい皆さんにも是非活用していただきたいと思います。
国会質問はテレビで中継されることもあるため、議連の活動や与党の事前審査よりはなじみのある議員活動かもしれませんが、国会質問が実際に政策にどう生かされているのかをハッキリと理解できている人は少ないように感じます。
今回は、数多くの国会質問通告を受け、大臣などの答弁メモを書き、国会での議論を踏まえて政策検討をしてきた経験も活かして、どうやって国会質問を政策実現に活用していくかということを詳しく解説していきます。