置きザオでダブルヒット

次投は少し位置を変えて投入すると、プルンときてハゼを追加。少しずつ投入位置を変えて探っていくが、場所によっては根掛かりが多発してハリスが切れたり、最悪はテンビンからブチ切れたりして仕掛けをロス。海底にもかなりのゴミがたまっているようだ。そこで投入したらミチイトを張って、置きザオで待つことにした。

しばらくするとサオ先がピクピクと震えるアタリが出た。リールを巻くとまた途中で重くなって、ゴミと一緒にハゼが上がってきた。やはり海底をズル引きすると根掛かってしまう。今度はアタリが出たらサオを頭上まで跳ね上げ、リールを巻き上げる。こうすることで仕掛けが海底より引き離されて根掛かりを回避してハゼをゲット。

ちょい投げハゼ釣り好感触 置きザオで根掛かり回避し35匹キャッチ
(画像=置きザオにダブルヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)、『TSURINEWS』より引用)

パターンをつかむと1回目のアタリがあっても、慌てずに2回目のアタリを待って上げるとダブルでヒット。置きザオ釣法大成功と自画自賛しながらハゼを追加。

コンスタントにヒットし35匹ゲット

潮が引きだすと浮遊するゴミが多くなり米洗川の水門付近に移動する。ここでも根掛かりを避けて置きザオで狙う。コンスタントにハゼはヒット。なかには2本のハリを食わえて上がってくる食欲旺盛なハゼもいて笑ってしまう。最初は根掛かりに悩まされたが置きザオにしてからはハゼの快引を楽しめた。満足して午後4時半にサオを納めた。

ちょい投げハゼ釣り好感触 置きザオで根掛かり回避し35匹キャッチ
(画像=水門付近のポイント(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)、『TSURINEWS』より引用)

9~13cmのハゼを35匹キープ。ハゼの魚影は濃いようだから9月に入ったら秋晴れのなかで今よりも大きく育ったハゼ釣りを楽しめるだろう♪

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
霞ケ浦緑地

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年9月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

文・TSURINEWS編集部/提供元・TSURINEWS

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