秋イカエギングの釣行タイミング
タイミングは朝の日が出る前からが好機で、光量変化のタイミングは特にチャンス。この時期は高水温によりまだまだ、青物が回遊する。しかし、青物の回遊が始まる前はアオリイカも頻繁に捕食モードになる。日中、ひとたび青物の回遊が始まると、アオリイカは警戒し岩の影などに身を潜め活性も下がってしまい、なかなかエギを抱いてこなくなる。
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このことから日中は難しいシチュエーションとなるが、時間が過ぎ、青物の回遊が収まりだす夕マヅメには、再び捕食活動も活発になり、チャンスタイムとなる。また、日中でも光量変化も見逃せない要素となる。
そして、これから秋が進むにつれて、エギングはデイからナイトゲームに移行していく。
秋イカの着き場の変化
早期の狙い所は、湾内のロープやゴロタ岩などの周り。こういった場所で、小型のアオリイカのスクールが見受けられると思う。このタイミングだとサイトで釣れることが多い。ひと潮ごと大きくなるアオリイカは、捕食を重ねて泳力を増し、徐々に外洋や堤防周りと付き場が湾奥から変化していく。大きさも20cm前後となる。
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エギサイズは小さめを
エギのサイズは3.5号でも釣れるが、近寄ってきてもエギを抱いてくれないといった状況が生まれる。この状況を打破するために、数本でも3.0号及び2.5号を準備しておきたい。まずは釣る楽しさを感じるための選択だ。
エギのカラーは視認しやすいカラーから、自分が好きな色やこれかわいいっといった色でも問題なく釣れる。強いて言えば、ケイムラカラーやご当地推奨カラーは持っておいたほうがいいかもしれない。
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ストラクチャーが狙い目
障害物、いわゆるストラクチャーと言われるものに、この時期はよく身を寄せている姿を確認できる。港湾のロープや沈んでいる消波ブロック、釣り人や漁師が根と表現する岩などだ。ポイントに立ってこのようなものがあったなら、一度は付近にエギを落としてみてほしい。
なお、アクションとシャクり方だが、基本はワンピッチ&ワンジャークといったショートジャークだ。数回、ショートジャークして止める。この止めるところが食わせのタイミングで、エギングで1番集中するポイント。
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最後に、釣り場のゴミ問題やマナーの悪さにより、堤防閉鎖や立ち入り禁止が増えている伊豆。アングラー皆さんのお声がけや注意でこれ以上、遊び場がなくなるのを防ぎたいですね。ライフジャケットは必ず装着して安全を第一に考えて楽しい釣行を心がけましょう。
<野中功二/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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