サッカーは、世界各国で行なわれている人気のあるスポーツです。そのため、英語、スペイン語、イタリア語など様々な国の言葉で語られます。
発祥国が英国であるため、ルールなどについてもベースが英語の場合が多く、サッカーの初心者や小さな子供にはわかりにくいときがあります。
サッカー用語の意味を知らないと、自分のプレーに影響したり、サッカーの楽しさや面白さを満喫することができません。
そこで、サッカーに関する基本的な用語や外国語のフレーズの意味などについて解説します。
目次
01 小学生や初心者が覚えたいサッカー基本用語集
02 ポジションに関するサッカー用語集
03 戦術やプレーに関するサッカー用語集
04 試合中の掛け声に関するサッカー用語集
05 知っているとかっこいいサッカー用語
06 サッカー用語が分かる人気のおすすめ書籍
07 まとめ
小学生や初心者が覚えたいサッカー基本用語集
最初に、ルールに関連する用語の中で、小学生や初心者が覚えておきたい基本的なサッカー用語について解説します。
オフサイド、スローイン、コーナーキック、ゴールキック、フリーキック、ペナルティキックの6つです。
プレーヤーにとってはいずれも必須のサッカー用語です。
基本的なサッカー用語を解説します。
オフサイド
スローイン
コーナーキック
ゴールキック
フリーキック
ペナルティキック
オフサイド
オフサイドとは、攻撃側に対して設定されたルールです。
味方が、守備側よりも相手ゴールに近い位置で待ち伏せをして、ボールを受けようとすることを禁止することです。
やや難解なルールですが、覚えると試合の面白さがアップします。
スローイン
スローインとは、ボールを投げ入れてプレーを再開させることです。
ボールがサイドラインの外側にでたときに、ボールをだした選手の相手側が、ボールが超えたラインの位置から、ボールを両手で投げ入れます。
尚、スローインを行なう選手は任意です。
コーナーキック
コーナーキックとは、コーナーアークからボールを蹴ってプレーを再開させることです。
守備側がボールを自陣のゴールラインの外側に出したときに、攻撃側が、ボールがでたラインの位置に近いほうのコーナーアークから行ないます。
尚、コーナーキックを行なう選手は任意です。
ゴールキック
ゴールキックとは、ゴールエリア内からボールを蹴ってプレーを再開させることです。
攻撃側がボールを相手ゴールラインの外側にだしたときに、守備側が行ないます。
ゴールキックを行なう選手は任意ですが、ゴールキーパーが行なうのが一般的です。
フリーキック
フリーキックとは、プレー中になんらかの反則行為が発生したときに与えられる罰則です。
反則行為を受けた側が、反則行為を受けた位置から、ボールを蹴ってプレーを再開させます。
尚、フリーキックを行なう選手は任意です。
ペナルティキック
ペナルティキックは、守備側がペナルティエリア内で特定の反則行為を行なったときに与えられる罰則です。
攻撃側が、守備側のゴールキーパーと1対1の状態で、ゴールラインまで12ヤードの位置からボールを蹴って得点を狙います。
尚、ペナルティキックを行なう選手は任意です。
ポジションに関するサッカー用語集
次に、ポジションに関連するサッカー用語について解説します。
トップ、トップ下、ボランチ、アンカー、シャドーの5つです。
「トップ、トップ下、シャドー」は攻撃陣、「アンカー」は守備陣、「ボランチ」は両方に関するポジションです。
ポジションに関するサッカー用語を解説します。
トップ
トップ下
ボランチ
アンカー
シャドー
トップ
トップとは、相手ゴールに最も近い位置でプレーをするポジションです。フォワードとも呼ばれています。
シュートチャンスが最も多いポジションと言えます。
主な役割は、得点を取ることや得点を取るためのチャンスをつくることです。
トップ下
トップ下とは、攻撃の中心となる司令塔で、名前の通り、トップの真後ろでプレーをするポジションです。
主な役割は、攻撃の中心となりボールをおさめる、攻撃を組み立てる、チャンスのときには自らもゴールを狙うことです。
ボランチ
ボランチとは、攻撃陣と守備陣の間である中盤の一番底でプレーをするポジションです。守備的MFとも呼ばれています。
攻撃と守備のバランスを保つ重要な役割があり、試合の流れをコントロールする舵取りや司令塔としての役割を担います。
アンカー
アンカーは、ディフェンスラインの一歩前で、攻撃される前にボールを奪うためのポジションです。
チームを事前にピンチから救うディフェンスを行ないます。
ピンチになる前に相手の攻撃の芽をつぶす役割で、守備のスペシャリスト的な存在です。
シャドー
シャドーとは、ストライカーより少し後ろで、トップ下より少し前に位置します。
ストライカーの影のような存在であることからシャドーと呼ばれています。
ストライカーをサポートするとともに、チャンスのときには自らも得点を狙い、攻撃を活性化させる役割を担います。