チェンジアップについて解説します。
チェンジアップは、タイミングをずらしていけるだけでなく空振りを誘える優秀な変化球です。
さらに腕や肘なひじなどにかかる負担も少ないので、中高生におすすめの変化球と言えます。
今回はそんなチェンジアップについて、基本的な投げ方やポイントを紹介していきます。
この記事を読んだ方がチェンジアップについて理解し、投手としてなげられるようになっていただければ幸いです。 ぜひみなさんもチェンジアップをなげてみましょう。
目次
チェンジアップとは?!
チェンジアップは、スローボールとは違うの?
【初心者向け】チェンジアップの投げ方!
三振が取れる魔球!チェンジアップのスゴさ
まとめ
チェンジアップとは?!
チェンジアップはタイミングを外すための球種です。
ボールを鷲掴みにするなどしてあえて力が伝わらないようにします。速球と同じ腕の振りから投げられる遅いボールです。
アメリカでは、最初に覚えるべき変化球とも言われ、桑田真澄さんも最初に覚えることを推奨しています。
握り方は人それぞれで様々な投げ方があります。そのため変化や回転回数も変わります。
主に、ツーシームとフォーシームに分かれます。フォーシームの場合は曲がりが小さく制球しやすいです。また、ツーシームだと利き手方向に曲がる軌道を描きます。
フォークボールなどに比べて肩や肘にかかる負担が軽く、投げやすいので優秀な変化球と言われています。
プロ野球では、楽天の松井裕樹投手やメジャーに行った元西武菊池雄星投手などが武器としています。
タイミングを外し落ちるので、バッターとしては打ちづらく空振りを奪うことができるので決め球としても使えます。
チェンジアップは、スローボールとは違うの?
チェンジアップとスローボールを混合している方もいらっしゃいます。しかし、チェンジアップとスローボールは違うボールです。
スローボールはストレートを力を抜いて投げるボールです。投球フォームは一緒のためスピードは落ちますが回転数はかわりません。
そのため玉が落ちることなくまっすぐキャッチャーに飛んで行きます。
チェンジアップの場合はストレートより回転数が少ないです。回転数が少ないので下に落ちていきます。
また、スローボールの中にはイーファーストピッチという球もあります。ふわっとしたボールのスローボールです。
日本で言うと元日本ハムファイターズの多田野投手が投げていました。当時すごく話題になっていました。
緩急をつけやすいですが、なかなかストライクゾーンに決めるのが難しいボールです。