堤防やサーフで手軽に楽しめるヒラメ釣りは、ゲーム性が高いことでも人気です。本記事ではヒラメ用ロッドの選び方を解説し、おすすめのロッドをご紹介していきます。ヒラメに負けないパワーを持つ魅力的な商品が満載ですので、ご自分に合ったロッドを探してみてください。
目次
高級魚も釣れるロッドをご紹介!
ヒラメは初心者にも釣れる高級魚
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ヒラメは日本全国の砂地に生息している魚で、その平べったい姿からフラットフィッシュと呼ばれています。小魚や甲殻類などを食べる肉食魚で、上品な白身の高級魚としても有名です。
従来は沖まで船で出て小アジなどの生き餌でおびき寄せる「泳がせ釣り」が主流でしたが、近年では堤防やサーフ(砂浜)でのルアー釣りが人気で、初心者でも手軽にチャレンジができるようになってきました。
ヒラメを釣りやすいポイントとは
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ヒラメは河川の河口域から海岸、沖まで幅広い場所に生息しています。漁港にある「みお筋」という漁船の通り道は、水流がゆるいためヒラメのエサとなる魚が集まりやすく、堤防からのヒラメ釣りのポイントです。
また、サーフでは離岸流という沖に向かう強い流れが発生することがあります。ヒラメのエサとなる小さな魚はこの波を利用して移動することが多く、ヒラメ釣りに最適な状態になります。ほかにも、エサとなる小魚が多く生息する磯では、大きなヒラメも狙えます。
ヒラメが釣れるロッドが満載
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本記事では、初心者に向けたヒラメ用ロッドの選び方を解説し、価格帯別に最強のロッドをご紹介していきます。メタルジグを遠投して広範囲を探索できる竿や、シーバス用にも使える汎用品まで多彩です。楽しみながらご自分のお好みの商品を探してみてください。
本記事は2022年3月25日の情報をもとにしました。ご購入の際は商品サイトで最新情報のご確認をお願いいたします。
ヒラメ用ロッドの選び方
1.フィールドにあった長さの竿を選ぼう
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ここからは具体的にヒラメ用ロッドに必要なスペックを解説していきます。フィールドとしては、初心者でも安心して楽しめる堤防とサーフを前提とします。
サーフでのヒラメ釣りは沖まで遠投するスタイルのため、10フィート(3.05m)から11フィート(3.35m)程度の比較的長いものが最適です。堤防や漁港で行う場合は、近場でも釣れる確率が高いため、扱いやすい9フィート(2.74m)程度のロッドをおすすめします。
2.ヒラメ用ロッドの硬さは「M」程度がおすすめ
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ロッドの硬さは扱えるルアーの重さで決まります。ヒラメ用として販売されているルアーにはメタルジグやミノー、シンキングペンシルのほか、ジグヘッド付きのワームがあり、多くは20gから40gまでの重さです。
対応するヒラメ用のロッドの硬さはM(ミディアム)程度となります。また、ヒラメは他の魚のように針を吸い込まず、噛み付いて食べる習性があります。そのため、当たりを確認しにくい硬すぎるロッドはおすすめできません。
3.調子は先端寄りが扱いやすい
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ヒラメ用のルアーは、メタルジグやシンキングペンシルといった沈ませるタイプが多く、小刻みなロッド操作でアピールするのが一般的です。先端部がしなりやすい先調子のロッドを選べば、初心者でも比較的簡単に、使いこなすことができます。
4.有名ブランドやヒラメ専用のロッドがおすすめ
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ヒラメ釣り用のロッドは専用・汎用をふくめて種類が豊富で、価格帯は数千円から5万円を超えるものまであります。
廉価な竿で手軽に試したい場合は、扱いやすく耐久性があるダイワやシマノのロッドを選びましょう。また、長くヒラメ釣りを続けたい場合は、1万円以上のヒラメ専用の竿をおすすめします。
最強のヒラメ用ロッド【1万円以下】1選
1.ダイワ・ルアーニスト96M
ダイワ・ルアーニスト96M(ML)
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全長 | 2.9m |
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自重 | 200g(190g) |
仕舞寸法 | 150cm |
ルアー重量 | 7~35g(5~25g) |
ここからは具体的にヒラメ用のロッドをピックアップしていきます。最初に取り上げるのは有名ブランド・ダイワのルアーニストというロッドです。ルアー釣り初心者向けにリリースされた1万円以下のリーズナブルなモデルで、多くのサイズ・硬さがラインナップしています。
96Mや96MLはヒラメやマゴチの専用モデルです。96MLはミノーやワームといった軽量ルアーが中心で、メタルジグを使うなら96Mが最適です。
リーズナブルなヒラメ専用モデル
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ルアーニストはエントリーモデルですが、ダイワの技術が詰めこまれています。リールシートは引きの強いヒラメにも対応できるように、握りこみやすいパワータイプです。
また、ガイドは信頼性の高い富士工業のステンレス製Oリングが搭載され、トップにはライントラブルが少ないLタイプが取り付けられています。取り回しのよいサイズで、堤防・サーフを問わず幅広く活躍するロッドです。
最強のヒラメ用ロッド【1万円台】2選
1.メジャークラフト・CRX-1002surf
メジャークラフト・CRX-1002surf
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全長 | 3.05m |
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自重 | 非公開 |
仕舞寸法 | 非公開 |
ルアー重量 | 10~45g |
「CRX-1002surf」は、コスパの高い釣り具を販売する人気ブランド・メジャークラフトから販売されています。サーフでのフラットフィッシュ釣りを専用にした「三代目クロステージサーフ」の一つです。
10フィート(305m)の長さがあり45gまでのルアーが扱えるので、ワームやメタルジグといった多彩なルアーを試せます。また、堤防周辺での釣りを用途にする場合は「982surf(294cm)」というタイプもおすすめです。
ヒラメの引きにも負けない専用ロッド
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CRX-1002surfのブランクスには、横・縦・斜めの3方向のテーピングで補強する「マイクロピッチクロスフォース」という技術が採用されていて、ねじれにくく、キャスティング時に直接力を伝えられるのが魅力です。
また、ティップはロッドアクションをしやすいしなやかな構造で、ヒラメが食いつきやすくなっています。本体は軽量で初心者でも振りぬきやすく、1万円前半とリーズナブルな価格帯です。
2.アブガルシア・ソルティースタイルフラットフィッシュ
ソルティースタイルフラットフィッシュ1032MH-KR
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全長 | 3.12m |
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自重 | 197g |
仕舞寸法 | 159.5cm |
ルアー重量 | 11~42g |
スウェーデン発祥の老舗釣りのブランド・アブガルシアが扱うフラットフィッシュ専用のロッドです。モデル「962MH-KR」は3m以上の長さがあり、メタルジグを遠投してサーチするのに向いています。軽量なので長時間使用しても疲れにくいロッドです。
ほかにも、「962MH-KR」という2.9mタイプもあり、シンキングミノーやバイブレーションのような比較的軽量なルアーで、堤防から近距離にひそむヒラメを狙うのに向いています。
おしゃれに釣りを楽しみたい方におすすめ
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価格は18000円ほどで、アブガルシアのかっこいいロゴが高級感を高めてくれます。ブランクスをカーボンテープで斜めに締め上げる同社独自の「Xカーボンテープ」の採用により、ヒラメの引きにも負けないパワーがあります。
また、富士工業の「KRガイドコンセプト」という小型で軽いガイドを採用することで、飛距離が伸び、感度が高くなっているのも利点です。
最強のヒラメ用ロッド【2万円以上】2選
1.ダイワ・ラテオ100M(ML)
ダイワ・ラテオ100M(MH)
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全長 | 3.05m |
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自重 | 150g(137g) |
仕舞寸法 | 157 ⅽm |
ルアー重量 | 10~50g(7~35g) |
ダイワが提供する3万円前後の人気シリーズです。「ラテオ」とはシーバスの学名からとった名称で、多彩なシーバス釣りに向けた、2.59mから3.35mまでのモデルがラインナップしています。
100フィート(3.05m)サイズは、堤防やサーフでのヒラメ釣りに使えるモデルで、「100M」はメタルジグや重いバイブレーションに対応しています。また、「100ML」はシンキングペンシルなどの軽量ルアーを遠投するゲームに最適です。
扱いやすく長く使える耐久性が魅力
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ラテオには、ダイワの上位ロッド・モアザンの「エアセンサーシート」というカーボン製の軽量リールシートが搭載されています。高級感がある外観で、にぎりやすく感度が高いのが特徴です。
「HVFナノプラス」という高密度のカーボン繊維を使ったブランクスは軽量で耐久性が高く、45度にカーボン繊維を巻き付けた「X45」というダイワ独自の技術により、ねじれにも強くなっています。また、150gと軽量なのでビギナーにも扱いやすいのも魅力です。
2.シマノ・ネッサBB(S1002M)
シマノ・ネッサBB(S1002M)
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全長 | 3.1m |
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自重 | 185g |
仕舞寸法 | 110ⅽm |
ルアー重量 | 8~35g |
ネッサ(熱砂)はシマノが手がけるヒラメ専用のシリーズで、「ネッサBB」はなかでもリーズナブルな入門用モデルです。3m以上のサーフでの遠投に向いた竿ですが、ここでは一番短く扱いやすい「S1002M」をご紹介します。
軽くて操作性が高いので、堤防や磯といった多彩な釣り場で活躍するロッドです。ルアーの重さは許容範囲が広く、メタルジグやミノー、シンキングペンシルなどで多彩なゲームを楽しめます。価格は26000円ほどとご紹介する中では最高ランクです。
便利な機能が満載の人気ブランド商品
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ネッサBBにはシマノの最新技術が数多く搭載されています。ブランクスは「CI4+」なる独自のカーボン素材で、ブランクスにカーボンをX状に巻き付ける「ハイパワーX」技術により、ねじれを防ぎ、効率よくパワーをロッドに伝えられます。
また、傾斜が付いたKガイドを採用することよりライントラブルが少ないのも魅力です。トップガイドは摩擦の少ないSiCリングなので、ラインをスムーズに放出できます。
お気に入りのロッドで高級魚を釣りにいこう!
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ヒラメ釣りにおすすめのロッドをご紹介してきました。ヒラメ用のロッドは耐久性が高く、力のあるヒラメのファイトを満喫できるのが魅力です。また、サーフから遠投をしたり、堤防からピンポイントに落とし込んだりと、キャスティングも楽しめます。
ヒラメ用のルアーは種類も豊富なので、多彩なゲームを楽しめるのも人気のポイントです。ご自分にあったヒラメ用ロッドを入手して、ゲームを楽しみながら高級魚をゲットしましょう。
文・haekon/提供元・暮らし~の
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