ワインド釣法とは
ワインド釣法は、ロッドをシャクりながらリールを巻いて引いてくることで、ジグヘッドリグに不規則な左右へのダートアクション起こさせ、その動きでタチウオの捕食スイッチを入れて、リアクションバイトを誘い出す釣り方だ。朝マヅメや夕マヅメなど、タチウオの活性が高い時に有効な釣り方である。
また、ワインド専用の三角断面のワームからシャッドテールに交換すると、ゆっくりと棒引きするだけで、テイルがバイブし簡単に釣れる時もある。それも、エサ釣りをする人よりも早く、夕方に接岸する第1陣を釣ることができる。ワインド釣法ではないが、このノーアクションの棒引きは、余計な体力を使わないので、初心者や女性に入門しやすいオプションと言える。
ワインド釣法のタックル
ロッドは、3m前後のシーバスロッドやスローテーパのエギングロッドが扱いやすい。ワインド専用ロッドもメーカーから発売されている。中型リールに12lbのラインを巻き、25lbのフロロカーボンのリーダーを1mつける。タチウオの歯で、リーダーが傷つけば、その部分をカットし結び直すといい。リーダーをワイヤーにすると、ラインブレイクは減るがバイトも少なくなる。ルアーは、20g前後の専用ジグヘッドに4inchほどのワームを装着する。

(画像=専用リグ(左)とシャッドテールを刺したもの(提供:TSURINEWSライター谷口墨人)、『TSURINEWS』より 引用)