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ゴールデンウィークの登山は里山がおすすめ
ゴールデンウィークの登山のおすすめはどこ?

ゴールデンウィークの登山のおすすめの山ですが、この時期の山の状態はどうかを考えなければなりません。標高3000m級の山はまだ厳冬期で一般登山者は入れず、標高2000m級の山はまだ残雪が残り、さらに標高1000m級の山はいわゆる冬枯れの状態になっています。今回は、登山初心者を対象として家族と一緒に登山デビューするような状況をイメージすると、どんな山が良いかを考えていきたいと思います。

ゴールデンウィークの登山は里山がおすすめ

ゴールデンウィークに登山デビューしよう!おすすめの山はこちらだ!
(画像=引用:magomehari.com、『マウンテンシティ』より引用)

ゴールデンウィークというと平地では桜の季節も終わり、木々は新緑が映え、田んぼでは田植えがされる時期でまさに春真っ只中なのですが、山はまだ冬なのです。夏ならばハイキングに出かけるような標高1000m級の山でも、ゴールデンウィークの季節ではまだ新芽も出ていないような状態であるということを知る必要があります。したがって、ゴールデンウィークに登山初心者を対象として家族と一緒に登山デビューするような山をおすすめするとすれば、里山を考えたいと思います。

里山というのは、人の住む集落に近く、人の影響を受けた生態系が存在する山のことを言います。ここでは、標高500m前後の低山を考えたいと思います。そうした里山はゴールデンウィークには新緑シーズンで緑が美しく、マイナスイオンがいっぱいの中でハイキング感覚で登山ができるのでおすすめです。新緑の清々しさの中で家族揃って登山に出かけるというのは何者にも代えがたい思い出になるのではないでしょうか。

里山とはいえ登山ですから、最低限の登山準備はしておきたいものです。登山道具も登山靴、レインウェア、ザックは絶対にそろえましょう。山の天候は急変しやすいこと、登りよりも下りに気をつけることなどは通常の登山と同じですね。また、ゴールデンウィークとはいえ登山客がまばらな山も多いので、ロープウェイや山小屋、レストランなどの営業を事前に確認しておいた方がいいです。

ゴールデンウィークの登山のおすすめはどこ?

ゴールデンウィークに登山デビューしよう!おすすめの山はこちらだ!
(画像=引用:drk7.jp、『マウンテンシティ』より引用)

ゴールデンウィークの登山のおすすめのトップはやはり高尾山でしょう。高尾山には代表的なコースが6つありますが、登山初心者の方は1号路がおすすめです。麓から頂上まで舗装されているので比較的歩きやすいコースです。またケーブルカーを利用することもできます。高尾山は都心から50分程度でいける自然が豊かで、手軽に登山やハイキングが楽しめる山として人気抜群です。ただし、ゴールデンウィークは超混雑します。

次に、栃木県益子町の雨巻山もおすすめです。雨巻山は標高533mの低山ですが、春から夏にかけてカタクリやヒメシャガ、マンサク、ヤマザクラ、ヤマツツジなど様々な花が咲き乱れます。貴重なブナの木が残っており。木々の間からは日光、塩原、那須の山々、そして、遠く富士山までが望めます。また、益子町は焼き物の益子焼で有名な町で、ゴールデンウィークには益子焼の陶器祭りも開催されます。

1番目は鎌倉の鎌倉アルプスがおすすめです。鎌倉アルプスとは鎌倉市街地の北東から東に位置する丘陵地隊で、多くのハイカーで賑わうハイキングコースになっています。ハイキングコースのスタート地点となる建長寺の展望台からは鎌倉市街が一望でき、天気が良ければ富士山が見えます。全体としては起伏の少ない約2時間のコースですが、登山靴やザック、レインウェアなどの準備はしっかりして出かけましょう。