1755年創業という現存最古の時計メゾン、“VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)”。
創業当時から変わらず、最高峰の職人技と仕上げを維持しながら、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識を体現したアートピースのような時計を作り続けています。

それと同じく、メゾンは18世紀から数々の女性用懐中時計、腕時計も製造しており、古くから時計に関心を抱く女性の声にも応えています。

そして2022年も女性のために、洗練された技術と美しさを伝えるためにデザインされた“トラディショナル”、“パトリモニー”から新作を発表しました。

》The Anatomy of Beauty(美の構造)

メゾンが掲げた2022年のテーマは“The Anatomy of Beauty(美の構造)”。メゾンが製造したすべての時計は、たとえムーヴメントの組み立てが終わり、見えなくなる部品であっても、細部まで配慮がいきわたっています。新しい“トラディショナル”と“パトリモニー”はそんなメゾンの徹底した姿勢を見事に体現しています。

文字盤外周、ミニッツトラックにセットされたダイヤやムーヴメント内部の装飾など、細部に至るまでデザイナーの美的選択や好み、職人による入念な仕上げ作業によって表現されています。

》美しい文字盤デザインと高度な技術が特徴的な“トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー”

【2022年新作時計速報】ヴァシュロン・コンスタンタン|クラシックコレクションから女性向けの薄型モデルを発表
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

“トラディショナル”コレクションはシンプルな3針ウオッチから、高度な複雑機構を搭載したあらゆる時計に適用するようにデザインされたコレクションで、18世紀から受け継がれるジュネーブの偉大な時計製造の伝統が刻まれています。

新作の“トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー”は、女性の複雑時計に対する要望に応える時計です。自社製キャリバー1120 QPを搭載。グレゴリオ暦の特徴的なカレンダーシステムを、276個ものパーツで表現しています。日付け・曜日・閏年を含む4年周期の月を表示し、西暦2100年まで修正の必要がありません。さらに6時位置にはオパーリン仕上げのムーンフェイズディスクも備えています。

このムーヴメントのもうひとつの特徴はずばり薄さで、ムーヴメント単体の厚さはわずか4.05mmです。このキャリバー1120 QPはケース径36.5mm、厚さ8.43mmのケースに収められ、完璧な視覚的調和を実現しています。

【2022年新作時計速報】ヴァシュロン・コンスタンタン|クラシックコレクションから女性向けの薄型モデルを発表
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

また新作はケース素材、文字盤、ベルトカラー違いで2種類登場。18金ホワイトゴールドモデルおよび18金ピンクゴールドモデルが発表されました。
デザインの意匠は20世紀前半にメゾンが発表したモデルから着想を得たもので、コレクションの特徴である控えめな印象に加え、段差のつけられたラグとケース、ドルフィン針、バーインデックス、レイルウエイミニッツトラックなど往年のアンティークウオッチを思わせる特徴的な装飾が施されています。

また、パーペチュアルカレンダーは機能がフォルムを決定するべきという当時の方法論に則り、ベゼルは細身にデザイン。カレンダー表示の読み取りやすさを配慮しています。

さらにコレクションでは初となる、インターチェンジャブルシステムを採用。専用の工具を使わずに、プッシュボタンひとつでベルトの交換が行えます。
各モデルにはグレーブルー、またはローズベージュのアリゲーターレザーベルトが付属しています。