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イタンキ浜の奇妙な出来事
じっくり味わいたい、美しくも切ない砂浜
イタンキ浜の奇妙な出来事
伝説とは別に、イタンキ浜では背筋が冷たくなるような不気味な出来事も起こっています。
1972年のこと。イタンキ浜にかかる道路工事の最中に、大量の白骨化した遺体が偶然発掘されたのです。その数はなんと115体にものぼります。詳しい身元は不明ですが、恐らくは戦時中の悲惨な状況のもと亡くなられた方々のものだろうと考えられています。
また、かつてのイタンキ浜は、夏になれば海水浴客でにぎわいを見せる人気スポットでしたが、水難事故が多発したため海水浴場は廃止されてしまいました。離岸流が発生しやすいため、沖へ沖へとどんどん流されて帰れなくなってしまうと言われています。現在も遊泳は禁止されています。
悲しい事故の名残からか、イタンキ浜は心霊スポットとしての面も併せ持っています。
じっくり味わいたい、美しくも切ない砂浜
鳴き砂、イタンキ伝説、水難事故……どこか哀切を感じずにはいられない砂浜ですが、昔から不思議な魅力のある地として、人々を惹きつけてやまないスポットだと言えます。
街の喧騒から離れてひとり、鳴き砂を踏みしめながら感傷にひたりたいときには、是非訪れてみてください。
※画像はイメージです。
提供元・北海道そらマガジン
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