ハンプトン ミディアム– M0A10672

ハンプトンコレクションは、アールデコのデザインが流行した時代へのオマージュとして、再生と希望が表現された他とは異なったレクタンギュラーフォルムのタイムピース。今年は大胆なフォルムと素材を用いて、斬新な組み合わせを創り出し、さらなるエモーションをかき立てる新作を発表している。
ハンプトン ミディアムの新作でポイントとなっているのは、1950年代から時計に採用されるようになったミラネーゼブレスレットだ。ハンプトンは、ミラネーゼブレスレットに新たな解釈を加え、ポリッシュ・サテン仕上げのスチール製の大変細かい編みを採用することで素晴らしい程にフィットを実現。金銀細工師による、忍耐を必要とする細いワイヤーの編み込み作業からその溶接と組み立てまで、時間をかけた丹念に作業が、柔軟性と快適な装着性をもたらしている。アールデコとイタリアのクラフツマンシップが融合するレトロなスタイルは、多くの時計好きを魅了することだろう。
自動巻きムーヴメント搭載モデルには、グレイン仕上げのシルバーオパーリンダイヤルを採用。ブラックルテニウムの短剣型針がブラックとグレーの繊細なミニッツレイルの上で優雅に時を刻み、レクタンギュラーケースに加え、文字盤でも幾何学的なアールデコのスタイルが際立っている。ブラックルテニウム加工のアラビア数字とバーの混合インデックスは、リベット止めされ、ヴィンテージ感をさらに高めている。

ムーヴメントは38時間のパワーリザーブを備えたETA 2671を搭載。サファイアクリスタルのケースバックを通して、サンド・スネイル仕上げのメインプレート、そしてコート・ド・ジュネーブとスネイル仕上げが施されたローターなど、時計製造の伝統に忠実な繊細な装飾を施したムーヴメントを鑑賞できる。

■Ref.M0A10672。SS(43 x 27.5mmサイズ/10mm厚)。5気圧防水。自動巻き(ETA 2671)。予価31万3500円(2022年6月下旬発売予定)
ハンプトン ラージ– M0A10666

ハンプトンに加わった二つ目の新作は、自動巻きムーヴメントを採用し、時計愛好家を喜ばせる機能を搭載した少し大きめのサイズなのが特徴。ポリッシュ仕上げのステンレススチール製のケースは、グレイン仕上げのスレートオパーリンダイヤルを持ち、この素材によって伝統的な時計の顔にモダンなタッチを加えている。
文字盤の外周にレイアウトされたホワイトのミニッツレイルはアイコニックな長方形のフォルムを際立て、周りにはこのコレクションの特徴である、ロジウム加工とリベット止めされたアラビア数字とインデックス、そして短剣型針を備える。12時位置には大きなビッグデイト表示が配置され、6時位置にセカンドタイムゾーンの12時間表示デイナイト表示を備える。

サファイアクリスタルのケースバックを通して、ペルラージュ仕上げのブリッジと受け、サンドブラストとスネイル仕上げのメインプレート、そしてコート・ド・ジュネーブが施されたローターを備えた自動巻きムーヴメントを鑑賞できる。エレガントなの時計本体のデザインに合わせて、同系色のステッチを施したスクエア竹斑、ラージスクエアのブラックアリゲーターベルトが装備されている。

■Ref.M0A10666。SS(48 x 31mmサイズ/10.8mm厚)。5気圧防水。自動巻き(Soprod TT651)。予価49万5000円(2022年4月下旬発売予定)