DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)

DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)は男性のメンタルヘルスと前立腺がんに対する啓発・募金活動を目的として世界各地で一斉に開催されるチャリティーイベントである。クラシックスタイルのバイクに乗った紳士・淑女姿のライダーが何十万人も参加する。DGRは2012年、オーストラリアのシドニーでスタートした。粋なファッションに身を包んだライダー達が集結し、ライダーに向けられるネガティブな印象の払拭と世界中のバイクコミュニティのつながりを強化することを目指して募金活動を行ったのが始まりである。

これまでDGRに寄せられた募金総額は3100万ドルを超え、チャリティーパートナーである「モーベンバー」の活動に使用されている。DGRは現在、世界114ヶ国、900以上の都市で開催されている。

2022年のDGRは5月22日(日)に開催される。事前登録はすでに始まっている。正式登録と募金活動は3月28日にスタートする。

ギブソン「1959 レスポール スタンダード」

ギブソンのレスポールはロックンロールの代名詞的存在であり、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、エアロスミスのジョー・ペリー、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュなど、名だたるギタリストに愛用されてきた。骨太なリフや熱いソロ、温かみや切れのあるトーンなど、ギタリストの右手から繰り出されるサウンドは実に多種多様だ。

1959年製「レスポールスタンダード」はエレクトリックギターの最高傑作としてギブソンの黄金期を牽引し、今なおギタリストの憧れのモデルとして知られている。1958年、1959年、1960年に製作された「レスポールスタンダード」は世界で最も高額なヴィンテージギターであり、中でも1959年モデルの人気が特に高いと言われている。 1959年製「レスポールスタンダード」ほど人を惹き付け、虜にするギブソンギターはほかにはない。当時の生産本数は650本ほどと非常に少なく、その希少価値の高さから伝説的ギターとなった「レスポールスタンダード」は、やがて世界的ギタリストがこぞって使用するようになり、再び注目を集めた。 ジミー・ペイジ 、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、デュアン・オールマン、マイク・ブルームフィールド、ビリー・ギボンズ、ジョー・ペリー、スラッシュ、ジョー・ボナマッサ、リック・ニールセン、ジェイソン・イズベルなど、そうそうたるミュージシャンが「レスポールスタンダード」で名演奏を披露してきた。

ギブソンブランドの製品開発担当シニアディレクターであるMat Koehler氏は次のように述べている。「レスポールスタンダードは飽きのこない美しさと魅力的なサウンドで偉大なプレーヤーたちに愛されました。ギターの神様と呼ばれる人々が必ず手にしたモデルです。オリジナルモデルに100万ドル近い値が付くのも不思議ではありません」