これからも安定第一でいけるか
そして、今後も公務員の身分は安定でしょうか。身分保障があろうがない袖は振れなくなります。公務員のリストラは、身分保障ゆえにかなりいびつな形で進行するでしょう。そのとき、組織運営の要を担っていた優秀な人から辞めていくはずです。
技術職や技能職でも、公務員の場合、転職は容易ではありません(一部コンサルに転職などありますが)。職務経歴書に書くことがほとんどないからです。
そうなったときにはじめて、人々は“ほんとうの安定”とはなんだったのかを考えて、ほんとうの働き方改革が進むのかもしれません。
編集部より:この記事は投稿募集のテーマで寄せられた記事です。アゴラでは、国家公務員・地方公務員・外郭団体、職種・職階、正規・非正規問わずさまざまな立場の皆さまからのご意見を募集します。原稿は、アゴラ編集部(agorajapan@gmail.com)にお送りください。
文・アゴラ編集部/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け?
・SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか?