雨を通さない防水性
耐水圧と同時に確認しておきたいのが、防水機能です。レインウェアにおける防水とは、生地の表地から裏地に雨が通るのを防ぐ機能のことを指します。そこで、ここからは防水機能に着目した選び方について解説していきます。
レインウェアの防水コーティングが重要
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多くのレインウェアには、生地の表面に防水コーティングが施されています。なるべく隙間を作らないようにコーティングを行うことによって、雨の侵入を防ぎ、快適な状態をキープできるのがポイントです。
耐久性のないコーティングを施しているウェアは、購入後すぐに雨が染み込みやすくなる可能性があります。ポリウレタンコーティングや樹脂コーディングなど、耐久性の高いものを選ぶのがおすすめです。
ジッパーや縫い目の防水性も選び方のポイント
生地の表面にしっかり防水コーティングが施されていたとしても、ジッパーの隙間や縫い目から雨が入り込むことがあるため注意が必要です。防水加工を行い、閉じた時に隙間ができないジッパーがついていれば、雨の侵入を最小限に抑えられます。
また、縫い目の部分にシーリング加工を施してあるか否かも選び方のポイントです。シーリングによって縫い目の隙間を埋めてあるウェアなら、土砂降りの雨でも安心して使えます。
撥水性があるとさらに機能的
耐水圧や防水機能について詳しく確認した後は、撥水性についても見ていきましょう。撥水性は、レインウェアを選ぶ上で欠かせない機能の1つとなります。ここでは、撥水性について詳しく解説しますので、選び方の参考にしてみてください。
水だけでなく汚れも防ぐ撥水加工
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撥水性とは、水を弾く機能のことです。多くのレインウェアには撥水コーティングが施されており、防水コーティングと組み合わせることで雨の侵入を抑えられるようになります。ただし、撥水コーティングだけでは雨の染み込みは防げないため、必ず防水性を備えたものを選ぶようにしてください。
また、高い撥水性を備えたウェアは、汚れが付くのも防げます。雨を防ぐだけでなく、汚れを抑えるためにも撥水性の高いウェアを選ぶのがおすすめです。
洗濯を繰り返すと撥水性は落ちる
残念ながら、撥水性は繰り返し洗濯をすることで落ちやすくなると言われています。そのため、レインウェアを購入するときは、いずれ撥水性は失われていくということを前提にしておくとよいでしょう。
レインウェアと同時に撥水スプレーも購入しておけば、洗濯後に吹きかけるだけで撥水性を元に戻すことが可能になります。購入後のメンテナンスも考慮に入れて、必要なものを揃えておくと安心です。