スポーツをする中で、必ずルールというものが存在しますが、中には聞いたことがなかったルールや、体験することが少なくあまり知識がないルールもありますよね。皆さん、野球での「タイブレーク」というルールはご存じですか?聞いたことがなかった方の方が多いかもしれません。

今日は、「タイブレーク」のルールやメリット、デメリットを詳しくご説明していきます。初心者だけでなく、経験者や部活動で現在頑張っている学生の皆さんも、確認と知識を増やす目的として、ぜひ、参考にしてみてください!

目次
野球のタイブレークのルールとは
野球のタイブレークのスコアは入るの?

野球のタイブレークのルールとは

甲子園には確認必須!野球のタイブレークって何?ルールやメリット、デメリットをご紹介!
(画像=『SPOSHIRU』より 引用)

タイブレークとは、2018年の甲子園から導入されることになった制度です。延長戦で適用される制度で、試合をスムーズに行うために回の初めから塁にランナーをおき、得点が入りやすくなるような制度です。

詳しくは、延長十二回でも勝敗が着かなかった場合に、十三回無死一、二塁から始めることです。 今現在の打者の前の二人が塁に置かれ、ランナーとなります。決勝では、基本的には適用しない方向ですが、延長十五回でも決着がつかず、再試合になった場合は適用されます。

日本では、あまりプロ野球でも甲子園でも導入されていなかった制度なので、珍しく感じるかたも多いですが、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、度々日本戦でもこのタイブレーク制が導入されていたことがあります。

野球のタイブレークのスコアは入るの?

甲子園には確認必須!野球のタイブレークって何?ルールやメリット、デメリットをご紹介!
(画像=『SPOSHIRU』より 引用)

試合をスムーズに運ぶために適用されるルールなのでスコアは入ります。点数を入りやすくすることによって試合運びを円滑にし、勝敗を決めやすくすることがこのルールの目的のひとつです。

ちなみに、スコアをつけているマネージャーは、スコアの書き方に戸惑う方も多いようです。スコアにはタイブレークランナーとして「TR」と記しますが、タイブレークランナーが得点を獲得した場合は、ピッチャーの失点には加算されません。獲得した点数は、打者の得点になりますが、ピッチャーに失点として適応されるランナーは自分がピッチングした相手がホームに戻ってきた場合のみになります。